thirty-six story ページ17
？「私のせい、なの。」
誰かの声がして、
その声の方へ顔を向ける。
すると、そこに立っていたのは、
いつもとは対照的で、
とても暗い顔をした愛梨先輩だった。
愛「そうよね、健人くん、」
.....やっぱり、愛梨先輩と…？
愛「私が、
私が、
健人くんがAちゃんと話せないように
毎日毎日、メールしてたし、
わざわざAちゃんの見ているところで健人くんにくっついて、
貴方より私の方が健人くんにはお似合いよ、
って、見せつけたかった。」
健「...橘、」
愛「だってそうよ、普通に考えて。
あんな量のメール、誰も送らないでしょう？笑」
「...じゃぁ、
何も知らないで私、
勝手に落ち込んで、
健人先輩ばかり攻めて...」
愛「健人くんだって、、
言えばよかったじゃない、
私のメールがウザかった、って」
健「そんなこと…っ、言うわけないだろ、
そんなこと言ったら、
全部橘が悪いみたいになるし、
それにちゃんと対応できなかった、俺も悪い」
愛「ごめんね、
もぅ、邪魔しないから...」
「愛梨先輩…っ！」
愛「...なによ、その顔！
誤解も溶けたの、もっとパッとしなさいよ…っ
私、これ言いに来ただけだから、」
愛梨先輩は、後ろを向いて、
いつもの様な強気な態度に戻り
私に言葉を掛けてくれる。
愛「この後、用があるの。
私にこんなことまでさせて、
...絶対に、幸せになりなさいよ？」
でも、そう言った後ろ姿は、
いつもとはどこか違く、
とても、悲しそうに思えた。
健「...橘っ！
...本当、ごめん。」
愛「あ、また橘って言った。
愛梨でいいって言ってるじゃない…っ
あと、...」
愛梨先輩は、くるりと振り向いて、
私たちに今までで1番の笑顔を見せて
愛「ありがとう、でしょ？」
そう、言ってくれた。
愛「もぅ、本当に感謝しなさいよ？」
健「うん、
ありがとぅ。愛梨、」
愛「...っ、
さようなら、」
そう言い、愛梨先輩は公園を後にした。
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hiKaru(プロフ) - 夏さん» 今までコメントに気づけなくて、、すみません！！本当にご丁寧にありがとうございます！今すぐ直します！ (2019年4月30日 1時) (
レス) id: c4bb9c24f6 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - ページ16【でも最近は、こめんね、】→ごめんね、 ページ17【誰がの声がして】→誰かの だと思います。パート1のコメント欄にも間違い13ヶ所指摘したので直してもらえたら嬉しいです (2019年4月17日 18時) (レス) id: b5ab314d20 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - ページ1【だんだんとこっちに近ずいてくる】→近づいてくる、 ページ6【キャラリーから】→ギャラリーから、 ページ7【私の事は あいりって読んで？】→呼んで、 ページ10【傷ついても構わないっ思ってるし】→って思ってるし、 (2019年4月17日 18時) (レス) id: b5ab314d20 (このIDを非表示/違反報告)
hiKaru(プロフ) - りおさん» うん！全然本当に参考になる！ありがとぅ！ うん！ぜひ話そー！！笑 (2019年4月2日 22時) (レス) id: c4bb9c24f6 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - hiKaruさん» いえいえ！こんなんで良かった、？ もっともっとお話しよーね！！ (2019年4月2日 22時) (レス) id: 65c270f629 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiKaru | 作成日時：2019年3月2日 16時
