thirty-for story「健人side」 ページ12
まだホームルームが終わってからそう長く時間は経っていないだろう。
そう思い探していると、
案の定Aちゃんは学校を出て少しした所を歩いていた。
なんだか周りを気にするように歩く
その後ろ姿は
やっぱり少し暗かった。
Aちゃんが角を曲がったので、
見失わないよう、俺は直ぐに追いかけた。
「Aちゃん！！」
Aちゃんは、
ビックリしたように振り向いた。
その姿が少し、嬉しそうに見えたのは
俺の勘違いだろうか、
A「...健人先輩、」
でも、俺を呼ぶその声は
やっぱりとても暗く思えた。
「Aちゃん、なn… 「ごめんなさい、先に来ちゃって」...」
"何かあった？"
その言葉にわざと被せるように
Aちゃんは、口を開いた。
A「ちょっと、、用事があったので、」
「...嘘だ。」
A「え？」
「用事があるのに、なんでそんなに暗い顔してるの？」
A「別に暗くなんか...」
「嘘だ。」
「ねぇ、何かあった？
俺が、、何か嫌なことしちゃった？」
A「だから、何もn...え！？」
俺は、今にも泣きそうな声で話すAちゃんを抱きしめた。
Aちゃんが俺を押し返そうとしてるのなんてお構い無しに、
強く、力一杯抱きしめた。
A「せんぱっ、離して！」
「やだ。」
Aちゃんは、少しの間抵抗を続けたけど、
諦めたのか、俺の腕の中で静かに話し出した。
A「...辛いの。」
顔は見えないけど、
きっとAちゃんは泣いている。
A「最近、、先輩といるのが辛いんです。」
A「愛梨先輩ずっとくっついてるし、
返信も遅くなったし、、
私のこと...飽きました？邪魔、ですか？ｸﾞｽｯ」
「そんなこと…！」
A「私は先輩のこと好きです。
でもなんか、、
それだけじゃダメなのかな？、って
私なんて、そこら辺に居るようなただの女子高生だし、
やっぱり...先輩は、
美人な愛梨先輩との方が似合ってる。
...最近、そんなことばかり考えて、
1人で勝手に落ち込んで、
先輩を好きになればなるほど、
私...辛くて、、っ」
俺が...
Aちゃんを守るとか思っときながら、
俺が苦しめてたんだね...？
今まで気づけなかった俺は、本当に馬鹿だ。
＿＿＿＿
ローソンとセブン、
2種類のファイルをGETした喜び
住んでいる地域から車で4時間圏内に
ファミマがない説での悲しみw
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hiKaru(プロフ) - 夏さん» 今までコメントに気づけなくて、、すみません！！本当にご丁寧にありがとうございます！今すぐ直します！ (2019年4月30日 1時) (
レス) id: c4bb9c24f6 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - ページ16【でも最近は、こめんね、】→ごめんね、 ページ17【誰がの声がして】→誰かの だと思います。パート1のコメント欄にも間違い13ヶ所指摘したので直してもらえたら嬉しいです (2019年4月17日 18時) (レス) id: b5ab314d20 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - ページ1【だんだんとこっちに近ずいてくる】→近づいてくる、 ページ6【キャラリーから】→ギャラリーから、 ページ7【私の事は あいりって読んで？】→呼んで、 ページ10【傷ついても構わないっ思ってるし】→って思ってるし、 (2019年4月17日 18時) (レス) id: b5ab314d20 (このIDを非表示/違反報告)
hiKaru(プロフ) - りおさん» うん！全然本当に参考になる！ありがとぅ！ うん！ぜひ話そー！！笑 (2019年4月2日 22時) (レス) id: c4bb9c24f6 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - hiKaruさん» いえいえ！こんなんで良かった、？ もっともっとお話しよーね！！ (2019年4月2日 22時) (レス) id: 65c270f629 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiKaru | 作成日時：2019年3月2日 16時
