犬系男子 Kent. N.

sixteen story ページ29

今日は始業式。




久しぶりの制服に腕をを通す。







また長い長い二学期が始まるんだ。。。







学校ってさぁ、授業なかったら天国なのに！！




ま、そしたら学校の意味ないんだけどさ？









あ、健人先輩に会えるな









最近不思議と
先輩に会うのが少し楽しみなんだよね




気持ちの変わりようってすごいね



前はあんなに嫌だったのに






まぁ、先輩がいい人だからってのも
あると思うけど






朝食を済ませ、軽くメイクもして外に出る。







「行ってきまーす！」






＿＿ｶﾞﾁｬ








？「おはよ！ひーめ♡」






...ん？笑








「...健人先輩！？」





健「うん！健人先輩でーす♡」





「え、ずっと居たんですか？」





健「昨日連絡忘れちゃったから」




「すみません、朝にでも連絡してくれれば、」




健「そしたらAちゃん、絶対急ぐじゃん！」




あ、先輩、私を急かさないために

早く来て待っててくれたの...？






どこの王子！？









「あ、ありがとうございます。。」








健「まー、俺もさっき来たばっかだけど 笑」






健「じゃ、行こっか？」



「はい！」









健「ていうか、やっと会えたね！

もぅ、3日も会わないで、
俺どうなっちゃうかと思ったよ...」



「おーげさですよ。たかが3日じゃないですか」





健「たかが3日。されど3日。


3日間どれだけAちゃんの事を考え、
この日を待ったことか。。」




「だからおーげさです。」






健「Aちゃん？」



「はい？」






健「ンーーーーーーーーーー！！！(＞ν＜)」



先輩は、思いっきり私を抱きしめた。



...抱きしめた！？







「せんぱ、だから苦しいです！！」





健「いゃー、久しぶりに会えた感動でつい...笑」




「つい...笑 じゃないですよ！

急に抱きしめないでください！
もし誰か見てて、

勘違いでもされたらどうするんですか！？」





健「勘違い？

俺は別に嬉しいけど...？」




「...知りません。//」


健「はははっ！

もーーー可愛い！！」




「知りません！遅刻しますよ！！」



健「2人で休んじゃう？

漫画みたいだね♡」


「しません！！」









そんなこんなで、遅刻ギリギリの時間に
教室へ入ったのでした。




＿＿＿ｶﾞﾗｶﾞﾗ!!


「セ、セーフ！？」




友「あ！おはよー

また中島先輩とイチャイチャしてたのか？？ﾆﾔ」



「そんなんじゃないから！！」

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