初めてのキス。

はち ページ9

それから2人で、色々なことを話しながら、
気付けば家の前まで来ていた。


「久しぶり？に楽しかった、笑
じゃ、また明日！」

勝「...」

「､､勝利？どうしt 勝「ねぇ､､､」ん？」


___ﾊﾞｻｯ!

「！？！？」

な、何事！？



腕をひかれて体が前に動く

気付いた時にはもぅ、勝利の腕の中にいた。




うち、勝利に、だ、抱きしめられてる！？
な、なんで！？


「し、勝利！？
どうしたの急に、離して？」

そう言うと勝利は、抱きしめる力を強めた。


勝「俺じゃ、ダメ、、？」

「え？」

勝「なんで中島先輩なの？こっち向いてよ､､､
俺だったらあんな悲しい思い、
···させないのに。」


な、中島先輩！？なんで！？？


「な、なんで中島先輩？」


できるだけ平然と､､､


勝「ごめん、見てた。昨日の。」


え、それ本気！？



すると勝利は強く握ってた手を離してくれた。



「まじか､､､
ごめん、ありがとね。

いいよ、そんな、慰めてくれなくても。
うち、全然大丈夫だから、」

勝「え...」

「冗談でもそれはきついよ(笑)
勝利と話してたら、悲しいのなんて飛んでっちゃったよ。
だから大丈夫。ありがとぅ。」

勝「Aちゃん... 俺は､､！」

「だーから、だいじょーぶ！ね？」


勝「､､本気なのに(ﾎﾞｿｯ」

「ん？なんか言った？」


よく聞こえなかった。









...ことに、した。


勝「ううん、なんでもない、
また、明日ね､､､！」

「うん、また！」



"なんでもない"そういった時の勝利の目が、

とても、切なく見えた。





〜ー〜


「ただいまー」

母「おかえりー！ご飯できてるから食べなよ」

「はーぃ」




___ﾊﾞﾀ､､､


部屋に入り、直ぐにベッドに倒れ込む。




分かってる。そんなこと。


勝利が嘘であんなこと言わないなんて、

全然、分かってる。






でも、


これで、私が振ったら…？

今まで作り上げてきたこの関係は、どうなるの？





もぅ、遊べなくなる？話せなくなる？

もぅ、笑いかけてくれなくなる？



そんなの嫌だよ。









勝利とずっと、一緒に居たいよ。

きゅう→←なな

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