初めてのキス。

にじゅうー親友(続き)ー ページ25

＿＿＿ﾊﾞｻｯ








2人「「誰！？」」


ど、どうしよ！きずかれた！？


とりあえず謝ろう。



「...ご、ごめん、その、

聞くつもり、無かったの。」


「あの、たまたまここ、通りかかって、
それで、たまたm… 奈菜「全部。」え？」


奈菜「全部、聞いてたってこと？」



「その、悪気はなくって…」

奈菜「どうなの、って聞いてんの。」


「...っごめん、聞いてた。」




奈菜「ふーん。そっか。ならいいや。」



「...え？」




奈菜「え、ってなに？笑

許してくれるとでも思ったの？なわけねーじゃんばーか。」




奈菜は、今まで私といた時とは、全然態度が違った。

今までこんなこといってくるような子じゃなかった。



なのに、、。


なんで、そんな急に。








いゃ、急なんかじゃないのかも。



だって、最近ずっと避けられてたじゃん。


嘘だと思いたかったけど、




嘘じゃ、なかったんだね？






ももか「ねぇ、Aちゃん？」


「...な、に？」


ももか「Aちゃんってぇ、勝利くんのことが好きなの？」


「いゃ、その...勝利は幼なじみで、」




言えない。好きなんて。



でも、好きじゃないなんて、

もっと言えない。




ももか「ハッキリ言えよ。」



ももかが、今まで聞いたことないような低音で言ってきた。





ももか「そっかぁ！好きじゃないんだへぇ〜」


「いゃ、その、」

ももか「さっさと消えろよこのブスが。」






...怖い。これこそ本当の悪魔だよ。。。




ももか「ねぇ、知ってたよね？奈菜がぁ勝利くんのことが好き、って。」


「そんなこと知らな 奈菜「誤魔化してんじゃねーよ！」っい…」



奈菜に右肩を強く押された。






奈菜「勝利くん独り占めして、席まで隣になりやがって。

どうせAのことなんか、勝利くんに近ずけるかなって思って利用してただけだけど、


あんたがくっついてどうすんだよ。」



奈菜「最低。」

「ごめん、私、そんなこと知らな った…」


今度は頬を叩かれた。



利用されてた。


奈菜「これからもよろしくね？
し、ん、ゆ、う？」




そう考えると、涙が出てきた。

叩かれたもころも痛いけど、

それよりも、利用されてたって言うことに悲しくなった。

奈菜「こんなんで泣いてんじゃねぇよ！」

また奈菜が腕を振り上げた



その瞬間





？「なにやってんの。」









大好きな人の声がした。

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