初めてのキス。

じゅうなな「勝利side」 ページ21

昨日、気持ち伝えちゃったし、

気まずいのやだから
ハイテンションで行こうと思ってたんだけど、


ちょっとやりすぎた？笑







「､､､Aちゃんがそう言うなら。」

A「え､､､」


やっぱり、Aちゃん。。。？




そんな、無理矢理着いてけるような、

余裕なんて、


無理矢理ついて行っていいのか、

自信なんて、全然ないから。



"それでも行く"なんて、

ただの迷惑なんじゃないか、って。







そして、ついに昼休み。



「はぁー､､､」


？「ずいぶんと重いため息じゃないか、

しょりたんや。」


「...しょりたんって辞めてー(ﾑｽｯ 」


？「ごめん、笑

...で、なんか悩み事？」



「...そーおー(泣)」



紹介が遅れましたが、
こちら、俺の親友、松島聡。

聡とは1年前、席替えでたまたま前後の席になって、

話してみたらすっごく良いヤツでさ、


聡だけは、俺のAちゃんへの思いも知ってるんだ。



聡「で、どうしたんだい？」

「それがさ、」


俺は、今日の朝の出来事を全て聡に話した。


聡「うーん、、

勝利は、どう思う？」


「どうって､､､？」


聡「Aちゃんとは、ずっと一緒にいた仲なんでしょ？

なのに、それだけの事で、Aちゃんは迷惑がっり、離れてったりするのかな？

その程度の仲なら、今もう一緒に居ないでしょ。」


「そう、なのかなぁ､､､？」

聡「あの時、Aちゃんは、"え､､？"って確かに言ってたんだよね？」

「うん、言った。」

聡「Aちゃん、少し勝利に期待してたんじゃない？

勝利はもっと自信もっていいと思うよ。

Aちゃんは、勝利を頼ってくれてるかもなのに、
勝利がこんなに引っ込んでてどうするの？

絶対大丈夫！」


勝「聡...」




勝「あ､､､」

その時、Aちゃんが泣きそうになって教室を出ていくのが見えた。



聡「ほら、行っておいで？」


「うん､､､！聡、ありがとう！」




俺は走全力で走った。Aちゃんを探して。


「...ッハァ、どこにいるの？」



きっとあの感じなら、誰もいないような所だよね？


よし！陸上部の意地、見せたる！！








「...ッハァ、ッハァ、全っ然いない。


､､､あ。」




そこに、いる？


屋上へ行く階段。

屋上なら、立ち入り禁止だし、
階段の横に仕切りの壁もあるから、

きっと誰も行かないし、見えないよね？



ﾀｯﾀｯﾀｯ…


「 っAちゃん！！」





やっと、見つけた＿＿＿

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