運命じゃん Pt.2 【白布賢二郎】

番外編 喧嘩 ページ48

同棲中


これはある日

家でまったりしていただけの日の事だった









『だから、なんでそうなるわけ？』


賢｢Aが心配だからでしょ？｣


『私は大丈夫だっつってんじゃん』



絶賛喧嘩中です



賢｢…はぁ…っせぇな、いいから寝ろよ｣

『あ``？なんでアタシがあんたの言うこと聞かなきゃならねんだよ』



お忘れでしょうか

私は元暴走族の総長

こちらの賢二郎くんは高校時代口が悪く
元ヤンなのではないかと言われていた



賢｢ぶっ倒れるからだろうがよ｣

『あんたアタシのこと何だと思ってんだ？

ガキじゃねんだよ』



そう

2人ともガラがクソほどに悪いのだ



『あ``ーもーくそダリィ……』

賢｢……あ``？｣

『もういい、出てく』

賢｢…はぁ？！どこ行く気だよ｣

『教えるわけねぇだろバァカ！！！』


バタン！


賢｢あ、おい！｣


部屋から聞こえる声を無視して


夜の道をズンズンと進んでいく



さて……


『どうしよ…』


さっきの発言を今更後悔する

はぁ……

とりあえず









rrrr……

『けぇぇぇんーーーじぃぃ！！！！』

二｢…ンだよ、っせぇな｣



堅えもんを召喚


『喧嘩した』

二｢は？｣

『飲み行くぞ』

二｢俺明日も仕事なんですけど｣

『い！く！ぞ！』

二｢ﾁｯ、駅前な｣

『っしゃあ！！！』


･
･
･


『ぅうっ、言い過ぎ…たぁ…』

二｢でぇ？今回は何したんだよ｣

『……っうぅ！！！』

二｢早く言えや｣

『うす……』

･
･
･
数時間前


『あ、私今日夜仕事するね』

賢｢え？今日も？｣

『うん、まだ終わってないのあるから』


持ち帰りの仕事をするのは今回が初めてじゃない

現に昨日も持ち帰りしたし


賢｢……ねぇ｣

『んー？』

賢｢今仕事して夜は寝た方がいいんじゃない？｣

『ん〜…今はやる気ないからいいや…』

賢｢…そう言ってこの間風邪引いたの誰だよ…｣

『え？』

賢｢また体調崩すよ｣

『大丈夫だよ、すぐ寝るし』

賢｢だめ、今やって寝ろ｣

『……は？』



この言葉を皮切りに

喧嘩が勃発したのだ






．

番外編 喧嘩2→←番外編 初♡お家デート

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す