運命じゃん Pt.2 【白布賢二郎】

番外編 初♡お家デート ページ47

＊付き合って１ヶ月



お互い仕事が忙しく、予定が合う時がない

デートと言っても夜ご飯を一緒に食べるだけ

正直寂しかった



しかし！


今日は！金曜日！

そして明日は2人とも休み！！！


定時で上がって

2人で買い物して

そのまま私の家で夜通し飲みまくる！！！









はずだったのに…









『…ﾁｯ…ふざけんなよマジでェ……』



お局先生に仕事を振られてしまった


しかも

定時になる10分前に


『ぁーーー…むりーー……』

A賢二郎
A本当にごめんなさい
A今仕事振られたから定時に上がれなくなっちゃった
A本当にごめんね
賢二郎大丈夫、気にしないでね
賢二郎俺先に買物してるから終わりそうになったら教えて
賢二郎学校まで迎えに行くね
A本当にごめん、ありがとう

私はLINEを閉じ

お言葉に甘えて全力で仕事を終わらせた


･
･
･

19時43分

『おわっ……たー……』

3時間掛からないくらいで終わらせた私は直ぐに賢二郎にLINEを入れた

A終わりました
賢二郎校門にいるよ

そして私は校門まで猛ダッシュした


『はぁ、はぁっ……賢二郎っ！』

賢｢あー、走らなくて大丈夫だったのに笑

乗って｣

『だって早く会いたかったから』

賢｢っ…！…そ…/////｣


私は知ってる

素っ気ない返事をする時ほど照れていると


賢｢俺の家のが近いけど、お腹は？｣

『空いた！』

賢｢俺ん家でいい？｣

『すみません！！』

賢｢はい、しゅっぱーつ｣

･
･
･

程なくして賢二郎の家に着いた

賢｢ただいま｣

『お、じゃまします…』

賢｢緊張してる笑｣

『そりゃするよ！あ、ご飯作るね！』

賢｢あ、大丈夫｣

『え？』

なんで？

そう言う私を通り過ぎ

リビングのドアを開けた

するとそこには

『っ…！』









賢｢もう作っといた｣ﾄﾞﾔ









『〜〜っ！けんちゃん天才！大好き！』

ぎゅーっと賢二郎に抱きつく


賢｢うん、俺も。早く食べよ｣

私の背中に手を回し、冷静にそう言った


･
･
･

22時23分

『あーー……幸せ…』

自然とそう呟く


賢｢俺も幸せ｣

ヒョイっと体が宙に浮いた


『ぇっ？！ちょ、けんじろ…』









賢｢どんだけ待ったと思ってるの…ダメ……？｣


『っ、ダメ…じゃ…ﾅｲ……』






2人の甘い夜はこれからのようです

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