運命じゃん Pt.2 【白布賢二郎】

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＊Aside



白｢？！？！｣


そんなに離れてもないのに

汚い声で叫んでしまった

恥ずかし


白｢え、A、え？Aちゃん？｣


そして

そんなに離れてもないのに

全力疾走で走ってしまったから

私の足は止まることを知らない


ガッ


途端、足がもつれて前に倒れそうになった

『わっ…！』









ギュッ









ふわっと香るいい匂い




あ、


まってこれ、









白｢っ…大丈夫？｣









抱きしめられてるんだ









『っ、ぁ、うん！ご、ﾒﾝ…///////』


白｢ぁ、いや……ｾﾞﾝｾﾞﾝ…/////.｣



白｢『…/////////』｣




アラサーの男女が抱き合って赤面してるなんて

傍から見たら胸焼けする光景だろうな



けんちゃんに包まれる温もりを堪能していたけれど

職員会議があることを思い出して

直ぐに体を離した


『っ！けんちゃん！今日仕事何時まで？！』

白｢え？｣

『何時まで？！』

白｢は、8時半…｣

『仙台駅で待っててくれる…？』

白｢えっ……？！｣

『ご、はん……一緒にどうかなっ…て…』

白｢〜〜！！！｣

『だ、だめかn…






白｢っ行く…！｣






え…？』



白｢いい店知ってるから、俺が車出す。


家の最寄りは？｣


『えっ、豊黒…』


白｢っ！……分かった。9時に豊黒に迎えいくね｣

『あ、ありがとう！』

白｢ふふっ、会議頑張って｣

『うん！けんちゃんも』





言うんだ


今日こそ言うんだ



あの時、言えなかったこと


そして


今、伝えたいことを








．

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