運命じゃん Pt.2 【白布賢二郎】

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白布side



白｢ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ｣

五｢どうしたんですか！白布さん！｣

白｢うっせぇ五色、サーブ30本追加ー……｣

五｢？！なっ、はい…｣

鷲｢賢二郎｣

白｢！はい｣

鷲｢こっち来い｣

白｢っ…はい｣



なんだ、俺は何をやらかした

全くもって心当たりがない


ビクビクしながら監督の前に立った


鷲｢俺と齋藤は席を外す。戸締り、頼むな｣


なんだ、そんなこと…


白｢っ、はい！｣

鷲｢それと｣


まだあったんかーい……

鷲｢何があったかは知んねぇが…ケジメはつけろよ｣


白｢……はい｣



バレてる…


Aちゃんが卒業して１ヶ月


Aちゃんが足りない


川｢おーい白布、トス上げてちょーだい｣

白｢……｣

川｢白布？｣

白｢……｣

川｢おーい…？｣

白｢……っうぅ。Aちゃんに会いたい…｣

川｢……(でたよ…)はいはい、今度会いに行こうなー

とりあえず今はトス上げろー｣

白｢うぅ、ううう……｣


俺は、たまにこうやって

禁断症状を起こす…


･
･
･


白｢片付けー｣

｢｢｢はい！｣｣｣


片付けの指示を出すと同時に

明日の朝練のメニューの確認や

窓の戸締りの確認など

やらなければならない全てをこなす


白｢終わったかー？｣

｢｢｢はい！終わりました！｣｣｣

白｢はい、じゃあ解散！｣

｢｢｢お疲れ様ッシタ！！！｣｣｣


･
･
･

白｢太一、先に戻ってて。鍵返してくる｣

川｢おーありがとう｣

白｢仕事だからな｣

そして俺は職員室へ向かった


白｢失礼します。男子バレー部3年の白布です。鍵返しに来ました。｣


齋｢お、悪いな白布！｣

白｢いえ｣


では

そう言って職員室を出た


いや、出ようとした



？｢白布！｣



白｢……なんすか、中里先生｣


中里先生とは俺の担任

いい先生だが、タイミングがクソだ


中｢なんすかとはなんだ、…ちょっとこっち来ーい｣

白｢ぇーーー……｣

中｢えじゃねーよ来いほら早くー｣

白｢ﾁｯ……｣

中｢あ、テメェ今舌打ちしただろ｣

白｢幻聴じゃないデスカー？｣

中｢はぁ、いいから、ちょっと。｣



先程とは打って変わって親権な表情をした

中里先生に俺は素直に着いていくことにした

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