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＊
泣きながら部屋に戻ると
美｢おかえりr…ちょ、どしたどした……
早く閉めな、おいで？｣
手を広げてくれた美莉
『っ、ぅあ、私、…私……！っぅ、あ’’ぁぁぁぁっ、』
“苦しい”
“痛い”
“辛い”
でも、
もっと辛いのは、けんちゃんなんだ
･
･
･
そして私は事の顛末を全て話した
けんちゃんに呼び出されたこと
告白されたこと
そして、それを断ったこと
美｢！断っ…た……？｣
『っ…うん…』
美｢そんな、｣
なんで？
そう問いかけるような美莉の目
そう思うよね、
『私は…けんちゃんを幸せに出来ない……っ』
私は元暴走族の人間、
汚れた、真っ黒な人間、
文化祭の時みたいに私に恨みをもったやつがいつ来るかも分からない
そんな時、けんちゃんを巻き込むのが怖い
守りきれない
幸せに生きて欲しい
美｢……そっか、辛かったね。白布くんの幸せ願えて偉かったね。｣
その美莉の言葉にわたしは再び涙した
＊＊＊
白布side
Aちゃんが寮に戻るのを見届けて
自分も部屋に帰った
白｢……っ、ぁーー｣
しんどい
正直、断られるとは思ってなかった
心のどこかでAちゃんも俺のことが好きなんじゃないかって
思ってた
白｢っ……はっ、ﾀﾞｯｾｪ……｣
こんな自分に、乾いた笑いしか出てこない
ガチャッ
川｢おーおかえりー｣
ベッドに寝転がってジャンプを読みながらそういう太一
を無視し、自分の布団に倒れ込む
川｢なぁーにー？無視かよ白布ちゃーん｣
白｢……｣
川｢白布ー？｣
白｢うぜぇ｣
川｢うわ、ひでぇ。……なんかあった？｣
白｢……｣
川｢……ま、言いたくなきゃいいけd…｣
白｢振られた｣
川｢……は？｣
白｢さっき、Aちゃんに振られた｣
川｢え、なにお前、告ったん？｣
白｢……ん｣
そして俺は事の顛末を全て話した
川｢へぇーーやるじゃん｣
白｢どこがだよ｣
勝手に勘違いして、1人で盛り上がって
白｢ホントだせぇし、バカみてぇ｣
あー、明日目腫れそう
川｢そーか？男ってさ、自信ある方がカッコよくね？堂々としててさ。
それに、嫌いって言われたわけじゃないんでしょ？
じゃあ、こんなとこでしょげてる場合じゃねーべ？｣
白｢……おう｣
川｢よし、じゃあもう風呂はいって寝ろ。
こーゆー時は寝るのが1番。
はい、おやすみー｣
白｢ん…ありがと太一｣
川｢いーえっ、俺がしたくてしてるだけだし｣
こいつのおかげで、ちょっと心が軽くなった
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夢ぐり(プロフ) - 焼きそばパンさん» 焼きそばパンさんとても嬉しいです！！また新作出します🥰 (2022年11月22日 14時) (
レス) id: 47a353c942 (このIDを非表示/違反報告)
夢ぐり(プロフ) - Koma?さん» Koma？さんありがとうございます！！！とても嬉しいです🥲❤️🔥 (2022年11月22日 14時) (レス) id: 47a353c942 (このIDを非表示/違反報告)
焼きそばパン - 夢ぐりさん……。あなた神ですか？！さいこーーーー！🙆♀️ (2022年11月22日 6時) (レス) id: 250bf3c23d (このIDを非表示/違反報告)
Koma?(プロフ) - 何回目だろうか。てか何回も読んでいます！何回見ても面白い！尊いはぁ好き！とても良かったです！⬅︎語彙力 (2022年1月9日 16時) (レス) @page49 id: 286de14237 (このIDを非表示/違反報告)
夢ぐり(プロフ) - 冬夏toukaさん» 良かったです〜！！！ わ！光栄です♡ 今書いてる黒尾さんの小説が終わったら書きます！ (2022年1月3日 18時) (レス) id: 47a353c942 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢ぐり | 作成日時：2021年8月13日 8時
