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大「そーいや、アランのお母さんによろしくて。どーゆー関係なん?」
どーゆー関係…
『深い関係…?』
ガタガタッ!バサッ
私が練にそう答えると、後ろからとてつもない音がして、振り返ると
北がロッカーの中身を全部出していた
「北、お、お前。珍しいな…」
「北くん、大丈夫?何があってん。ウチ心配やわぁ…」
そう言ってクラスの女子が北に手を貸していた
ズンッ
ん?なんか今胸が重くなった…
ま、ええわ。てかそれより
『北、何しとんねん…笑笑』
大「信介、どないしたん(あらかた想像はついとるけど)」
北「な、何もない。すまんな」
『あ、で。私とアラン小学校から一緒やねん、あ、双子もな』
大「ほぉ、そうなん!そら知らんかったわ。な?信介」
北「フゥ…え?あ、おん。意外やったわ」
『そ?ま、そんなんだからアランママとも知り合いやねん。友達や。』
ガララッ
「ほれぇーい、席つけー」
「げ、もう来たん?早ない?」
「早ないわ。いつもと一緒やアホ」
大「ほなな」
『言うても席そこまで離れとらんし笑』
紀「私は離れてるんですけどー」
『なんや、幻聴きこえへーん?』
「ほらうるさいで、南原ー」
『やだ。すんません。』
いつも通りの朝
いつも通りのHR
何もかもがいつも通りのはずなのに
なぜか、胸だけは重いまま
北「(深い関係って、そーゆーことか…ってあれ?何で俺安心しとるんやろ)」
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いちごりら(プロフ) - ミックスジュースさん» うわぁ…; ; ありがとうございます涙 (2021年1月14日 18時) (レス) id: 47a353c942 (このIDを非表示/違反報告)
ミックスジュース - 推しが尊いんや...作者さんの文才神すぎます... (2021年1月14日 17時) (レス) id: f935ff1209 (このIDを非表示/違反報告)
いちごりら(プロフ) - でおんじゃらすさん» ありがとうございます!!! (2021年1月4日 18時) (レス) id: 47a353c942 (このIDを非表示/違反報告)
でおんじゃらす - 北さん…めっちゃ大胆じゃないですか!最高です! (2021年1月4日 18時) (レス) id: 5126f3794f (このIDを非表示/違反報告)
いちごりら(プロフ) - 未渚美さん» ありがとうございます!!!そう言っていただけて嬉しいです涙 (2021年1月4日 13時) (レス) id: 47a353c942 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢ぐり | 作成日時:2020年12月20日 17時