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＊後夜祭
｢さぁ！稲高生の諸君！おつかれっしたァ〜！____｣
私達が中央ステージに着いてから程なくして
後夜祭が始まった
…が
北がいつも以上に静か
そして、心做しか顔も険しい
なんかしたかな…
聞いてみよう
そう意を決して、北に声を掛けた
『き、北？』
北｢…｣
『北ー？』
北｢っ、どした？｣
『…ちょおこっち来て』
北の腕を引っ張って人の群れから少し外れたところへ
北｢A、どしたん？｣
『…っ北。私なんかした？』
北｢えっ？｣
『なんや、さっきから上の空のこと多いし、顔険しいし…喋らんし…』
北｢…っあ、あー、それな。｣
『？なに？やっぱ、なんかしたんかな…』
北の言葉に少し泣きそうになる
北｢っち、ちゃうよ？！ちゃう、Aは何も悪ない｣
『じゃあ何や』
北｢っ、ﾌｩ…あの時、Aが変な輩に絡まれた時。俺は助けられんかった…｣
『え？』
北｢あの時、Aを助けたのんは侑や、俺やない…すまんかったな、あの時、助けられんくて…｣
『…』
北｢侑のが、面はええし、バレーも上手い。男らしいしな。そらAの顔が赤かったんに、無理もないよな…｣
…
『え？？？何？？？』
顔が？赤い？誰が？私？
あ、あの時…
･
･
･
『侑…(…北や、ないんや。…え、別に、侑でもええやん。なになに？え？何？)』
･
･
･
あ〜、これか…
『、別に、あれは侑にときめいた訳やない…です…』
北｢っえ？｣
『あん時、私、侑やなくて…北が来てくれると、おもてて…』
北｢え？｣
『そんな考えをしたんが、恥ず、かしくて…』
北｢っ…｣
『多分…赤く、なったん…やと思います…』
北｢っ〜//// そ、そうか…そうやったんや、はぁぁぁ、せやっ、なんやなぁ…/////｣
顔が、あつい…
そして、北の顔は多分
私よりもっと赤い
周りの音がやけに大きく聴こえる
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いちごりら(プロフ) - ミックスジュースさん» うわぁ…; ; ありがとうございます涙 (2021年1月14日 18時) (
レス) id: 47a353c942 (このIDを非表示/違反報告)
ミックスジュース - 推しが尊いんや...作者さんの文才神すぎます... (2021年1月14日 17時) (レス) id: f935ff1209 (このIDを非表示/違反報告)
いちごりら(プロフ) - でおんじゃらすさん» ありがとうございます！！！ (2021年1月4日 18時) (レス) id: 47a353c942 (このIDを非表示/違反報告)
でおんじゃらす - 北さん…めっちゃ大胆じゃないですか！最高です！ (2021年1月4日 18時) (レス) id: 5126f3794f (このIDを非表示/違反報告)
いちごりら(プロフ) - 未渚美さん» ありがとうございます！！！そう言っていただけて嬉しいです涙 (2021年1月4日 13時) (レス) id: 47a353c942 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢ぐり | 作成日時：2020年12月20日 17時
