俺の弱味を握るのは【北信介】

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＊

今日のシフトが終了

約束通り北と文化祭を回っていた









はずなんやけどなぁ…


｢お姉さんめっちゃ可愛ええ！｣
｢え？俺？俺お姉さんめっちゃタイプゥ♡｣

聞いてへんし

なんなん？昨日から、ベタすぎやろ…

ちなみに今、北は買い物に行っている

私はとりあえず無視して焼きそばタイム

っ、美味っ。

｢ねぇねぇ、俺標準語なんだけど…どう？｣

どうもクソも無いわ。紀子かて標準語じゃボケ

｢なぁ、無視せんとってぇな〜…｣

男が私の腕を掴もうとした

その時





？｢おい、何しとんねん｣









『侑…？』




そこには北、ではなく侑が居た

侑｢何しとんねんっちゅーとんねん｣

と180越えの侑の圧が怖いのか

｢ﾋｯ｣

と言ってパッと腕を離し

｢す、すんませぇん、ちょ、っと道に迷ってしまってぇへへ｣

と逃げていった

『っ、ふぅ…ありがとな侑』

侑｢ええってええって〜！それより、Aちゃん1人なん？｣

『んーん、北と一緒』

侑｢！ほんm｢侑？｣｣

大好きな声

侑｢き、北さんっ！｣

『北！おかえり〜』

北｢っ、ただいま。遅なってごめんな。侑はどないしたん？｣

侑｢あ”っ、い、いや。なにm｣

『変な男らに絡まれてたん助けてくれたんよ〜』

侑｢あっ、コラ、Aちゃっ｣









北｢なんやて？｣









おっと…？

私は侑にコソッと聞いた

『侑っ…コレ、やばいやつ？やんな？』

侑｢…俺は知らんからな。｣





わーお。やらかしーーーー



北｢…怪我は？｣

『な、ナイデス』

北｢っ…ならええわ。ほいコレ。いちご飴｣

怒られるかと思っとったのに、怒られんかった…

『わ、いちご飴！めっちゃ好き！ありがとお〜！』

北｢ふふ、ええよ。侑も、ありがとうな。A、侑らのトコ行くやろ？｣

『おん！行く〜！』

北｢ほな、行こか。侑｣

侑｢はい！ご案内しますっ！｣


侑の案内で私達は歩き出した




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“北｢侑も、ありがとうな。｣”





侑｢(…？なんや、牽制された？)｣

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