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＊
2匹の双子キツネに見つかってしまった
それは、もう逃げられない事を意味する
治｢Aちゃん！！！｣
侑｢どないした〜ん！！！｣
『どうもせんよ。ちょっと覗かせてもらっとった』
侑｢嘘やん！俺を見に来たんやろ！｣
治｢はぁ？俺やろ｣
そこで始まる双子乱闘
『ちょ、ちょっと、やめぇや2人とも』
紀｢おお、これが稲荷崎名物、双子乱闘かウケる｣
『ウケへん！』
紀子はこんなんだし昔はこの双子乱闘も止めれたけど
今は無理。絶対無理。
どうしようか、アランを呼ぼうかと考えていた時
｢おい、双子｣
まるで、鶴の一声
2人の喧嘩がピタッと止まった
宮｢｢き、きき、北さん…｣｣
北｢みんな片付けしとんのに、自分らは何しとるん？｣
宮｢｢す、すんませんn｣｣
北｢悪いと思っとんなら今すぐ片付け参加せぇ｣
宮｢｢ウス！！！｣｣
ビュンッ！と効果音が付きそうな速度て走り去って行った双子
『おつかれ、北』
北｢南原やったんか。おつかれ。すまんな。双子が失礼を｣
『ええよええよ。アレには慣れとるし笑』
小学生の頃を思い出して ふ と笑った
北｢っ、あ、そ、そーなん？なら良かったわ｣
『おん！あ、せや。北。お腹減っとるやろ』
北｢え？あ、まぁそれなりにな｣
『せやっt…』
北｢でも家でばぁちゃんメシ作って待っとるし、何も食べんようにしとこ思とる…｣
北｢『…』｣
しまったぁ…
さっき部活で作ったフィナンシェがめっちゃ余ったから
あげようと思ったんやけど、被ってしまった上に
ばぁちゃんのメシときた
やっぱやめよう、そう思ったのだが、
北｢すまん、被ってしまった。どないしたん？｣
『へっ？！あ、いや。さっき作ったもんぎょうさん余ってしまったから食べるかな思ったんやけど、おばあちゃんのメシあるんやったら要らんよn』
北｢いる｣
『え？』
北｢え？あ、す、まん。いや、その。余っとんのやったら、欲しいな…思て…あ、でも自分が食べたかったら食べてええし。なんや上からになってしまった。すまん｣
めちゃめちゃに慌てる北が面白くてつい笑ってしまう
『ふはっ！ええよええよ笑 こんなに食べれんし！ 皆さんで召し上がって！』
北｢っ、フッ、すまんな。ありがとう。美味しく頂くわ。ほな、気を付けてな、南原。山下も｣
『おん！ありがとぉ』
紀｢じゃね〜｣
そして私達は帰路に
北は体育館に踵を返した
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いちごりら(プロフ) - ミックスジュースさん» うわぁ…; ; ありがとうございます涙 (2021年1月14日 18時) (
レス) id: 47a353c942 (このIDを非表示/違反報告)
ミックスジュース - 推しが尊いんや...作者さんの文才神すぎます... (2021年1月14日 17時) (レス) id: f935ff1209 (このIDを非表示/違反報告)
いちごりら(プロフ) - でおんじゃらすさん» ありがとうございます！！！ (2021年1月4日 18時) (レス) id: 47a353c942 (このIDを非表示/違反報告)
でおんじゃらす - 北さん…めっちゃ大胆じゃないですか！最高です！ (2021年1月4日 18時) (レス) id: 5126f3794f (このIDを非表示/違反報告)
いちごりら(プロフ) - 未渚美さん» ありがとうございます！！！そう言っていただけて嬉しいです涙 (2021年1月4日 13時) (レス) id: 47a353c942 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢ぐり | 作成日時：2020年12月20日 17時
