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＊
『っ、わかった…よ』
『なんて言うかいアホが』
｢はっ？｣
『はっ？…やないよ！なんで私がアンタらの言うこと聞かなアカンの〜！！！笑笑
そんな義理ないし！言いなり？なるかいアホ
アンタら、自分らの立場が上って思っとるんやったらだいぶ可哀想なやつやなぁ？』
｢っなっ、！｣
『だってそーやん、あ、それとも自分の立場が下やと分かっとるから、周りを陥れるんか、へぇ？
かっわいそぉ笑笑笑笑笑』
｢…ﾁｯ、ホンマに知らんからな｣
『こっちのセリフじゃアホ、なんでアンタらにと友達決められなアカンの
アンタらみたいな腐ったミカンみたいな性格してるヤツら、こっちから願い下げやっちゅーねん』
べっ、と舌を出して中指を立てようとしたら
？｢女の子がそないな事すんなや、A｣
決して大きくはないけど、芯の通った真っ直ぐな声
『っ、北』
｢きっ、北くっ、｣
｢こ、これはちゃうねん！｣
何がやねん
『何がちゃ』
北｢何がちゃうん？俺、まだ何も言ってへんけど｣
｢っ、｣
｢そ、それは…｣
北が来ると今までギャンギャン言っていたこの子らは
急に黙り込んだ
『…フッ、何とか言ったらどぉですか〜？』
今度こそ舌を出して中指を立ててやった
北｢A。やめろ｣
『ごめん。ごめんなさい』
すっっっっ…ごい圧で北に見られてしまった
怖いなぁ
北｢はぁ、あんな。俺ら別に差し入れ拒否はしとらんよ。たいていは。｣
｢は、はぁ？！なんでなん！じゃあ何でウチらはダメやったn！｣
北｢当たり前やろ｣
ピシャンと音が鳴ったように静かになった
北｢お前ら、自分がした事忘れたんか？｣
｢、は、はぁ？｣
北｢この間のインターハイでは他校の応援にエラい迷惑かけるわ、静かにせぇ言うてもギャンギャンさわいどるわ。挙げ句の果てには。俺らにくれた差し入れの中に若干。ボンド入れたやろ｣
へっ？ボンド？
｢なっ、！そんなん濡れ衣や！｣
北｢そんな訳あるかい。あの治が気付いたんや。誰か食べる前やったから良かったものの…食べとったら大事件やってんぞ｣
北｢それ以降、監督がお前らからの差し入れは受け取らんように言うてくれたんや｣
｢っ、｣
『ちょお待って？』
その話を聞いて、私はいてもたっても居られなくなった
『あんたら、食べ物粗末にしたん？』
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いちごりら(プロフ) - ミックスジュースさん» うわぁ…; ; ありがとうございます涙 (2021年1月14日 18時) (
レス) id: 47a353c942 (このIDを非表示/違反報告)
ミックスジュース - 推しが尊いんや...作者さんの文才神すぎます... (2021年1月14日 17時) (レス) id: f935ff1209 (このIDを非表示/違反報告)
いちごりら(プロフ) - でおんじゃらすさん» ありがとうございます！！！ (2021年1月4日 18時) (レス) id: 47a353c942 (このIDを非表示/違反報告)
でおんじゃらす - 北さん…めっちゃ大胆じゃないですか！最高です！ (2021年1月4日 18時) (レス) id: 5126f3794f (このIDを非表示/違反報告)
いちごりら(プロフ) - 未渚美さん» ありがとうございます！！！そう言っていただけて嬉しいです涙 (2021年1月4日 13時) (レス) id: 47a353c942 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢ぐり | 作成日時：2020年12月20日 17時
