俺がいますよ？Pt.2【黒尾鉄朗】

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大学4年生 最後の春



卒業式



『わーーー、もう学生じゃないのか…』

す｢そうだね｣

『学割使えないのか…』

す｢そこかよ｣



私たちはもう学生じゃない


既に成人はしてるから責任云々はいいとして

社会人……

これからは教えてもらうんじゃなくて
色々学ばなきゃいけない立場なんだなぁ

そう思うとしんみりしてる心がキュッと引き締まる



木｢おーいAー｣

『！秋紀〜！！！』

す｢木葉くん｣


木｢『うぇ〜い！！！』｣


頭の悪そうな挨拶を交わす


す｢頭悪そう｣


口に出しやがった


木｢いやぁ、良かったな…全員就職決まって…｣

『ほんとね、一時はどうなるかと…』

す｢……あれ、黒尾は？｣

木｢あーーー…教授と話してる｣

す｢…！…人当たりいいもんね｣

『特におじいちゃんおばあちゃんから大人気だよね』

木･す｢｢ほんとな/ね〜……｣｣



テツの噂話を少ししてると


トントン


と誰かに肩を叩かれた


テツかな

と思って振り向くと

そこには

















キ｢久しぶりだね！A！｣









『は……』





昔懐かし、キモ王子がいた





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