Episode1 ページ3
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チャイムが鳴る。
昼休みになると俺の隣の席にはたくさんの人が集まっていた。
「どこから来たの？」
「好きな人とかいるの？」
「アニメ好き？」
「ジャニーズとかは？」
と朝の先生の話を無視して春に聞きまくる。
少々困った顔を春がしているのが人と人の隙間から見えた。
助けてやるか...
「ちょっとわりぃ通して」
と言いながら春の机まで向かう。
「悪いけどこいつ借りてくわ！行こうぜさんど」
と春の手をつかみ廊下を駆け巡る
そのまま階段をのぼり屋上へ向かう。
「ふぅーごめんな！お弁当持ってきてた？」
と聞くと春は首をぶんぶんと横に振りにっこりと笑った。
「あ り が と う」
と春は言った。
「ねぇ、一緒に食べない？俺の弁当分けてやるから！」
というと「ご め ん ね」と言った。
「謝んなよ！悪いのは俺なんだから！俺、ぷちぷちって呼んで！あとさ、はるじゃなくて
しゅんって呼んでいいか？」
と聞くとうんうんとうなずいた。
かわいい
そう思ったがそんな思いはすぐに消し去った。
俺には彼女がいるんだ。
「屋上にさ、俺の姉ちゃんいるから！多分後でさんどってやつも来るよ」
というと「お れ が き て い い の ？」と言った。
「いいんだよ！たくさんいたほうが楽しいからな」
というとパッと顔を明るくした。
「あ り が と う」
「うっし！じゃあ、行くか！」
俺は屋上の扉を開けた。
「おぉ!ぷっちー!あれ?さんどクビにして新しい子つれてきたの?」
雛子がうれしそうにニヤニヤしながら言った。
「残念だけどさんどは脱退してないんだ。こいつは、飛石春！」
「よ ろ し く お ね が い し ま す」
しゅんが口をパクパクと動かすと雛子は不思議そうに
「耳が聞こえないの?」
と俺に聞いた。
「違う。声が出ないらしい。なんか事情でもあんだろ?別にそんなの関係ねぇよ」
俺がそういうと雛子は「そうだね」と言って春に近づいて
「ヨロシクね、春君！」
そういうとしゅんは
「お な ま え は な ん で す か ？」
と聞いた。
「えっと、名前？かな？雛子だよ！」
と元気よく言った。
「よし、しゅん！一緒に食うぞ！」
「そういうと、雛子は「しゅん？」と首を傾げた。
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タツナミソウ(プロフ) - あやさん» ありがとうございます‼‼‼‼最近更新できていなくて申し訳ないですm(_ _"m) (2022年2月17日 18時) (
レス) id: bd0ab4b6d0 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 最高過ぎません！？ (2022年2月3日 15時) (レス) id: 0ff6873c44 (このIDを非表示/違反報告)
タツナミソウ(プロフ) - 深影/ミカゲさん» あっ.......ありがとうございますっ！(´;ω;｀) (2021年1月25日 18時) (レス) id: bd0ab4b6d0 (このIDを非表示/違反報告)
深影/ミカゲ - あっ……好き……((( 新作書いたんですね！推します！() (2021年1月25日 17時) (レス) id: ba68ca19cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タツナミソウ | 作成日時：2021年1月18日 2時
