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第92話 ページ2

カルマ君に心の中でお礼を言って、エレベーターは下に下りて私が指定した階に到着した。









自分の部屋前に到着してドアノブに手を掛けるといきなり肩をガシッと捕まれた。



中「おいおい、Aちゃん?今までどこにいたのかね?現リア充がいないと恋バナは始まらないですけど〜?ということで、強制連行〜!!」



私の肩を掴んだのは、りおちゃんでその後ろには、りおちゃんに捕まったのか苦笑いをしている繭良とカエデがいた。


私の頭の中はゴチャゴチャで整理がつかなかったところに三人が現れた。


私はもう気持ちを押さえきれずグスグスと泣きながら三人に飛び付いていた。


カ「ええっ!?Aどうしたの!?」



とりあえず、私の部屋に入り、私が落ち着いたところで皆で椅子に座った。そして



中「で、何があったの?」



と事情を聞かれて、天馬を拒んでしまった事、昴さんには悪いけど告白された事を全部話した。



中「ほぅ、あの人やっぱり告白したか……」



りおちゃんがいかにも知っていましたとでも言いそうな口ぶりで話す。私は驚いて「何で知ってるの!?」と聞いていた。



中「そりゃあ見たら分かるもん」



りおちゃんの返答に周りの二人も頷く。え、まさか気付かなかったの私だけ…!?驚いている私を余所に会話は続く



繭「それで天馬さんのことだけど………それって単なる嫉妬だよね…?」



繭良の言葉にまたもや私以外の二人が頷く。
嫉妬……?嘘でしょ!?



貴「嫉妬な訳はない「あるっ!」」



ないでしょ。と言いかけた私に三人共一斉に私の言葉を否定する。



貴「え、でもそんな素振り天馬、一回も見せなかったよ…?」



そもそも嫉妬する要素が見つからない。私を除く三人の目が会い、皆が一斉にため息をついた。



カ「これはAにも原因があるかもね……というかほぼ、A…」



繭「でも天馬さんもAの事になると周りが見えなくなっちゃうし…」



中「まぁ、他の男と無意識でベタベタするAと、自分の意思が言えない天馬………どっちもどっちってだね」



とうの本人を置いてきぼりにして三人で会話が進んでいた。それじゃ悔しいので口を挟んだ



貴「でも!私が好きなのは天馬だけだからね!」



私はもう知ってしまった。さっき昴さんに抱き締められた時はドキドキしなかった。でも、私は天馬と少し触れるだけでもドキドキしてしまう。私は天馬だけが好きそれは自信持って言える。



中「それは好きな人の前で言ってよね……!まぁ兎に角Aは天馬に気持ちを聞いてみるんだね!」

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みたらし団子バカ - 面白い!更新頑張って!(^o^)/ (2018年3月18日 19時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かなっち | 作成日時:2018年1月7日 22時

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