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私は気づくと彼の所へ向かった
彼はニコリと笑いながらこっちを見た
「どーしたの？Aちゃん」
もうやめて欲しい
これ以上傷つけないで欲しい
もう愛想笑いをやめて欲しい
これ以上私にトラウマを作らないで欲しい
そう思った瞬間私は彼に
微笑んで
「私達別れよ？」
と言った
勿論彼は驚いていた
だが私は続いて言い放った
「だって貴方にとって私は玩具
なんでしょ？22番目の玩具でしょ？」
すると彼は観念したのか笑い言った
「俺にとってお前はおもちゃでしかないんだよ
『高嶺の花』もこんなもんなんだね
チョロいんだよ！全てが。
誰からの情報か知らないがそう言われたのは
初めてのことだな。
そこだけ褒めてやる」
と。
付き合って分かった
“男’はこういうもんなんだね
全て顔
性格なんて関係無い
もう私は作らない
『恋人』をなんて
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作者名：れりMira | 作成日時：2018年4月22日 22時
