夢の中の約束 ページ43
ﾚｵﾅ「……フッ、はははは！！」
私の目を真っ直ぐに見つめ返したレオナ先輩は
いきなり大きな声で笑い始めた。
『え、レオナ先輩？』
ﾚｵﾅ「いいぜ、やってやろうじゃねぇか。
どうせ、時間も金もこのままじゃ使い道なんかねぇんだ
それならドブに捨てるくらいの挑戦もしてやるさ」
レオナ先輩の顔はもう曇ってはおらず、楽しそうに
私に微笑んでいた
『レオナ先輩ならきっといい国を作れますよ』
ﾚｵﾅ「…もしお前がここに残る選択をしていた時
その時にはA、お前が俺の一番最初の国民になってくれるな？」
楽しそうに笑っていたレオナ先輩はフッと笑うのをやめ
真剣な目で私を見つめながらそう言った
『…！
えぇ、もちろん！
私はこの世界では国籍も何もないですし、有難いお話です』
ﾚｵﾅ「言質は取ったからな。忘れんなよ。」
『はい！
……？ 誰か私達のこと呼んでませんか？？』
声はだんだんと大きくなっていく。
ﾚｵﾅ「あぁ…そろそろ起きないとな。」
楽しそうに私の頭をポンポンと撫でていた先輩は少し寂しげな顔をしていた
先輩がそう言ったすぐあとに、視界は真っ白になり
意識が浮上していく感覚がした。
……
ﾘﾄﾞﾙ「…リス…アリス！！」
『！？』
ｸﾞﾘﾑ「オイ！起きろ！！」
ﾚｵﾅ「＿＿あ？」
目を開けると目の前にレオナ先輩。
そして私を呼ぶ声の方を見ると私のことをとても心配そうに覗き込むリドル先輩の綺麗な青い目があった。
ｸﾞﾘﾑ「やったー！起きた！
ずっと気絶したままだったらどうしようかと思ったんだゾ！」
ﾘﾄﾞﾙ「レオナ。起きたのなら今すぐにアリスを離すんだ。」
どうやら私達は気を失っていて、しかもレオナ先輩と抱き締め合う形で眠っていたようだった。
ﾚｵﾅ「…悪いな」
リドル先輩に言われ、レオナ先輩は私から離れる。
何だか少し名残惜しいような気がした
ﾘﾄﾞﾙ「アリス、こっちにおいで。」
『あ、はい…』
座ったままでぼうっとしてる私にリドル先輩の手が差し伸べられた
素直に手を取り、立ち上がると学園長が駆けつけていることに気付く
ｸﾞﾘﾑ「ずっと気絶したままだったらどうしようかと思ったんだゾ！
さあ、早く今までの事件は自分が企てましたと自白しろ」
ﾚｵﾅ「なに……なんだって？」
ｸﾛｳﾘｰ「キングスカラーくん。
貴方はブロットの負のエネルギーに取り込まれて暴走し、オーバーブロットしてしまっていたのです。」
終わり
ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←貴方なら出来る
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1036人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
心春 - これは神作ですか！？めちゃくちゃ面白かったです！ 余裕があれば更新楽しみにしております！ (2022年2月9日 3時) (
レス) @page43 id: 4aa887a889 (このIDを非表示/違反報告)
ティア(プロフ) - すごく面白く一気読みしました！！次の更新とても楽しみにしてます！！！ (2021年12月15日 21時) (レス) @page43 id: 8d34c21b9b (このIDを非表示/違反報告)
かわあい - やばい超面白い！！次の更新が楽しみ！！ (2021年11月17日 18時) (レス) @page43 id: 173f9610a3 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - 神作はこれだから、読むの辞められない！ww 続き楽しみにしてます！！頑張ってください！ (2021年11月4日 23時) (レス) @page42 id: 20fdbcd504 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかの(プロフ) - みのみのさん» みのみの様 お優しいコメントありがとうございます！ 大きな仕事の案件が終わり、落ち着いて来ましたので少しずつまた更新します！ (2021年10月22日 19時) (レス) id: e15f151ff6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆかの | 作成日時：2021年10月14日 13時
