makes me happy 3

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「おっれ！ちょっと声かけてきまーす」



…？！



は？！


ちょっ、スンリ！！


日本語でそういうとあっという間に
スンリはAの元に声をかけにいった


よくこんな雰囲気の中声かけに行けるな


空気読めないのかわざと読んでないのか
ある意味強靭なハートを持つ最強のこいつに

…ため息しかでない



会話を交わしてるスンリ

しばらくして僕の方を指差すから
Aと目が合った
一緒にいた男の人も振り返って
やっぱりジュンさんだった


ひきつったまま無理矢理笑顔を作って
二人に挨拶してスンリを呼ぶ

スンリは

え？みたいな顔をしたけど
早くきてって目で伝える


「えー」

なんて言いながらも
ちゃんと二人に挨拶してこっちに来た


「もーなんですか

ヒョン前にREINAちゃんと
仕事一緒になってたじゃないですか
話さなくて良かったんですか？」


もう殴ってもいい？


一緒に飲みたかったな
なんてぶーぶー言ってるこいつのおでこに
デコピンしてやった


僕の気持ちを知らないスンリは
すこぶるいつも通りなんだけど

今は本当にしなくていい




本当に本当に部屋に帰りたいけど

席に座るとスンリが早々と注文してたから
大人しくスンリの前のソファーに座る


この席からA達が見えなくてよかった




スンリが話しかけるけど右から左で受け流して

頭のなかで考えるのは
さっきの泣いてたAの姿とその理由


モヤモヤは増すばかりだ

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