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「今日のメイクさんななさんだったんですね」
「お久し振り」
「お久し振りです。ななさんで良かったです
実はクマがすごくて…(笑)隠してください」
あはは、すごいねぇ
って笑いながら綺麗にクマを隠してくれて
綺麗にメイクを仕上げてくれた
ななさんは小さいころ通ってた
ダンススクールの先輩で一番好きなメイクさん
ななさんのメイクが一番私の特徴がわかってて
一番輝かせてくれるから
「出来たよ」
やっぱり一番好きな仕上がりだ
「もうすぐ韓国行くんですよね、残念」
「そうだよ」
私の好きな人はみんな韓国にいくの？
ミナもだしななさんも
近いけどすぐ会えないし
ななさんに至っては
メイクしてもらえないなんて嫌
雑誌のインタビューと撮影は
すんなり昼前には終わって
せっかくななさんのメイクだし
このままコンサートに行くことにした
カナさんに連絡したら近くを
ブラブラしてるらしくて合流して
近くのカフェで軽く腹ごしらえした
なんでもコンサートは関係者席だから
私達がいることバレるかもしれないから
会場が暗くなってから入ることになってるみたい
ギリギリだと向こうのスタッフも
バタバタしてるだろうから少し早めにいって
待機しようってことになって
コンサート会場に向かった
「カ、カナさん今日のコンサートって…」
「BIGBANGのD-LITEさんのだよ」
言ってなかった？って
言ってないですよ､聞いてもないですし
会場に近づくと書いてある
D-LITEさんの名前で
今から行くコンサートが
D-LITEさんのだと気づいた
生歌凄そうだな
「カナさん知り合いだったんですか？」
「D-LITEさんと？」
「はい」
「D-LITEさんは顔見知りぐらい
スンリ君とは仲がいいからさ、
これもスンリ君にもらったの」
「そうなんですか」
どちらにせよ
見てみたかったから良かった
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作者名：＠あーるぬな | 作成日時：2017年2月27日 17時
