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知ってるよ
分かってるよ
分かってるってば
でも
「ジュネに関係ない」
「あ、おい!」
ジュネの手を振りほどいて走った
振り返ってないからわからないけど
さっきとは違って音がしないから追ってきてないんだと思う
自分で
ジュネに関係ないとか言って追いかけられなかったのが少し・・・・寂しいと感じた
なんでジヨンオッパは私を呼ぶの?
なんでジュネにこんな胸が苦しいの?
息切れ切れに電車に乗る
ピロリン
《きて・・・くれる?》
弱々しいジヨンオッパからのメール
《向かってるよ。家でいい?》
ピロリン
《うん。ありがとう》
どして?なんで?ってジヨンオッパのこともジュネのことも考えても答えは出なくてモヤモヤが募るばかりで
気が付いたらジヨンオッパのマンションだった
どんな顔して会ったらいいのか迷ったけど
インターホンを鳴らすとすぐにロックが解除されて心の準備より先に部屋に促された
「オッパ・・・」
「急にごめんな」
って力なく笑うジヨンオッパの第一声
オッパがリビングのソファーに座ったから私も近くまで行った
「・・・・・」
「・・・・・」
無言
しばらくたってからジヨンオッパが顔をあげて
横に立ってる私を見上げてまた力なく笑うとごめんっておもいっきり私を抱き締めた
「オッパ?!」
状況が飲み込めない
けど、
お腹の辺りにあるジヨンオッパのあたまに反射的に手をのせた
弱々しいオッパはどうみても歳上に見えなくて
子どもなりにも慰めたいって昔オンマがしてくれたように頭を撫でた
「俺さ、テヨンと別れたんだ」
.
.
.
え?
オンニと別れた?
なんで?
「・・・・・お前が好きだから」
え
今
「優柔不断はいらないって振られた」
なんて言ったの?
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Levi〜*Nina*〜 - どうも、はじめまして。面白いです!!ジナンは夢主ちゃんのこと好きなんですね〜^∀^でも、夢主ちゃんは…。続き待ってます!頑張ってください!! (2017年7月18日 7時) (レス) id: 97081c23e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aru.nuna | 作成日時:2017年7月6日 1時