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「クシュンッッッッ！！！！」
え？
あーって言いながら鼻を人差し指で擦るジナン
「風邪？」
「さぁ？でも遅くなったしそろそろ帰ろ」
「うん」
さっきまでの空気はありがたいことにジナニの盛大なくしゃみのお陰で吹き飛んだ
家に帰ってきて急に疲れがどっときた
ジナンが変なこと言うから
“ジヨンさんのことまだ好き？”
“ジュネのことどう思ってるの？”
“俺も見てよ”
なんか感情がぐちゃぐちゃでモヤモヤして
よくわからない状態
ジヨンオッパにテヨンオンニのこと連絡するの忘れてたけど今さらテヨンオンニどこ？なんてジュネに連絡するのもなんかしたくなくてオッパに申し訳ないけど連絡しないままにした
いや、本当は
ただ私がオッパがオンニに必死なところも見たくないだけなんだと思う
「いつまで、寝てるの？」
「あ、オンマ？何時？」
「いいご身分で。11時過ぎよ」
「わぁお。おそようだね」
「はい。布団干したいからどいて」
「はーい」
なんか
寝過ぎたからなのか体バッキバキ
伸びしたらポキポキ鳴る
「Aー」
「んー？」
「携帯鳴ってるぽいよ？はい」
オンマから渡された携帯のディスプレイにはジナンの名前が。どうしたんだろ？
あ、切れた
出ようとした瞬間切れた電話
かけ直そうと履歴を見たら朝から三件着信ある
なにごと？
不思議に思いながら履歴のボタンを押す
「も゛じ゛も゛〜し゛」
え？これジナンの声？
「ジ、ナン？」
「死、にそ゛う゛」
「え？は？なに？！どーしたの？」
プチッ
は？切った？切れた？なにあの声
もしかして風邪？
てかなんでかけてきた？
ﾋﾟﾛﾘﾝ
《風邪、死ぬ、水》
風邪ひいて辛いから水買ってこいってこと？
《家の人は？》
《いない》
家の人は仕事ってこと？
《わかったけど、家どこ？》
ﾋﾟﾛﾘﾝ
ジナニから地図が送られて家を出る準備をする
もう、化粧はいいかジナニだし
服も適当で
そんなことより早く水届けた方がいいよね
「オンマー」
「はーい」
「風邪に効くもの教えて！」
オンマに聞いたわが家特製のお粥の材料とスポーツドリンクに水、フルーツ、あるかわかんないから薬に冷えピタも買った
た、大量すぎた？
重すぎる
そして最後の最後に階段かい！
屋根部屋ってこういう時やっかい
ここ幅も狭いし
むしろここであってるよね？
階段のぼって違ったら嫌だよ
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y0u0b(プロフ) - あぴさん» 返信遅くなってすいません！！そう言ってもらえると光栄です！！頑張って更新しますね (2017年6月16日 12時) (
レス) id: e0b5d33497 (このIDを非表示/違反報告)
あぴ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2017年6月11日 13時) (レス) id: d448761ba5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aru.nuna | 作成日時：2017年5月16日 21時
