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ポンポンと頭をたたくジュネの大きな手
ジュネも悲しそうな顔だね
同じ境遇で同志だからわかってくれた？
「止め時かな・・？」
たぶん一生オッパから女に見てもらえなくて
妹として過ごすんだろうな
あーあ
止め時とか言いながら止めかたがわかんない
それがつらい
「まぁ・・・無理しなくていんじゃね？」
俺もまだ諦めてねぇし
そう言うとポンポンしていた手を下ろした
「そっか、ジュネは諦めないのか」
「てか、ヌナ彼氏と喧嘩すると俺に電話かけてきて頼ってくるからまだチャンスあんじゃね？って毎回思うわけ。まぁ、毎回上げといて落とされるんだけど」
やっぱ同志だな、私たち
「しんみりしちゃったね」
「おう、だいぶな」
起き上がって回りをみるとカップルは減ってる？そんな時間たったっけ？
「帰る？」
「歩けるようになったか？」
ジュネもよいしょっと起き上がる
「ん〜じゃんけんぽんっ」
「はっ？！」
「よし！私の勝ち！ジュネおんぶして」
「は？！！！」
「さっきジュネだって急にゲーム吹っ掛けてきたでしょ？そのお返しだよ！(笑)」
「は〜？！」
「おりゃ！！」
隙あり！
と言わんばかりにジュネの背中に乗る
「ちょ！//まじかよ！降りろ」
「やーだよ！(笑)」
「本当にふざけんな」
「あはははは」
言葉と裏腹にしっかりおんぶされてる(笑)
この際、家までおんぶしてくんないかな
「しねぇーよ」
「え？」
「声でてる」
ま、まじか・・・・ははは
でもジュネの背中が
想像以上に広くて暖かくて
首に回してた手に力を込める
「首締まる」
「あ、ごめんつい」
「ついってなんだよ、ついって」
「ジュネの背中が温かいから？私、欲求不満なのかな？(笑)」
「おい、俺で欲求満たすなよ(笑)」
「な！// ジュネじゃ満たされないわ！」
「なんか・・・それもそれでムカつく」
「え？・・ってヤー！！怖い！怖いってば！」
「あはははははは」
「楽しんでる場合じゃないわ！ギブ！降りる！降ろして！！！」
やば
楽して帰るはずが余計疲れた
「急に回らないでよ！」
「俺の作戦成功だな、ちゃんと自分で歩けよ？」
やられた
いつか私たちの
この想いが報われる日が来るのかな
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y0u0b(プロフ) - あぴさん» 返信遅くなってすいません！！そう言ってもらえると光栄です！！頑張って更新しますね (2017年6月16日 12時) (
レス) id: e0b5d33497 (このIDを非表示/違反報告)
あぴ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2017年6月11日 13時) (レス) id: d448761ba5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aru.nuna | 作成日時：2017年5月16日 21時
