▽ ページ19
・
「お前、変なことしてくんなよ」
「わかってるってば」
ジヨンオッパとご飯にいく日
学校から帰るとき口酸っぱくジュネに言われた
例えなにか私がアクション起こしたところで
何にも起こらないぐらい
それは自分が一番わかってるつもり
ジヨンオッパにとって私は
大切なヒョンの妹で
それ以下でもそれ以上にも成り得ない
悲しいけどこれが現実
18時すこしすぎたころに
高そうな車で迎えに来てくれたジヨンオッパ
どこに乗ろうか迷ってたら
スマートに助手席にエスコートしてくれた
行き先は私の大好きなグラタンが
おいしいと評判の隠れ家的洋食屋
ずっと行きたいって思ってたところ
知ってたのかな
それともたまたま？
どちらにせよ
好きなものを好きな人と食べれるのは幸せ
オッパは話がつきないように
会話を振ってくれる
私の学校の話やオッパの最近のこと
彼女になったら毎日こんな風に
話が出来るのかな
なんて現実にならないことを妄想する
「でも、Aの口から男の名前が出るとは思わなかったな」
「え？」
「初めてじゃないか？」
「そうかな」
「なんか妬けちゃうな」
えっ
「なに固まってんだよ(笑)
ほれ、フォーク止まってる」
「え、あ、うん」
なに今の
妬けちゃうって
「ジヨンオッ」
prr‥‥
真相が知りたくてジヨンオッパの名前を
呼んだらそれを避けるかのようなタイミングで
オッパの携帯が鳴った
「わりぃーちょっと出るな？」
そう言って電話に出たオッパは嬉しそうに笑って話してる
きっと電話の相手はテヨンさん
表情も口調もさっきまでのオッパと
全然違うから
「テヨンも来るって」
電話を終えてジヨンオッパが発した言葉を
理解したくなかった
でもオッパの表情はこれから来るテヨンさんに思いを馳せていてにこにことグラタンを頬張ってる
これが彼女とただの妹の違い
「テヨンさんくるなら二人でデートしなよ、私帰るよ？」
「なに言ってんだよ(笑)別に3人でいればいいだろ？」
オッパ‥‥‥‥‥
私の気持ち知っててそう言うのなら
オッパは鬼だよ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 155人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
y0u0b(プロフ) - あぴさん» 返信遅くなってすいません！！そう言ってもらえると光栄です！！頑張って更新しますね (2017年6月16日 12時) (
レス) id: e0b5d33497 (このIDを非表示/違反報告)
あぴ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2017年6月11日 13時) (レス) id: d448761ba5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：aru.nuna | 作成日時：2017年5月16日 21時
