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Daesung side
空港について電源を入れれば
予想通りお兄さんからの着信で
履歴が埋まってる
prr‥‥
「おい！お前まじで来やがったな！」
かけ直してすぐに勢いよく出たお兄さん
「すいません、でも会いたいです」
「‥‥‥‥ばかか」
「ばかですよ、Aバカです」
「‥‥‥‥お前、恥ずかしくない？」
「‥‥‥‥お兄さん程じゃないです」
「は？！ったく○×病院」
「え？」
「だから○×病院、ついたら連絡しろ」
もしかして会っていいってこと？
荷物をマネヒョンにお願いして
お兄さんに教えてもらった通り
○×病院へタクシーで向かう
着いたは良いけど
報道陣？記者の人が何人かいる
バレないように人があまりいない入り口を
探してそっと病院内に入った
「もしもしお兄さん？」
「あ？着いたのか？」
お兄さんに電話したら一階にいる
僕のところまで来てくれて
病室まで案内してくれた
「俺、外で待っててやるけど
変なことすんなよ」
「しませんよ」
コンコン
ノックしたけどAの返事がない
少し開けて中を見ても
入り口からは死角になってベッドが見えない
もしかして寝てる？
「A入るよ？」
やっぱり返事がない
中にはいるとベッドの上でAが寝てた
病室に来る間にお兄さんから
詳細を聞いた
「怖かったよね」
頭に巻かれた痛々しい包帯
右腕も膨らんでるから
きっと包帯が巻かれてるんだろう
「A‥‥」
「んっ」
僕がAの頭の包帯に触れたとき
Aがビクッと体を震わせて目を覚ました
「おはようA」
「テソンくん？」
寝起きて状況把握出来ていないのか
寝ぼけ眼で僕を見てる
「A」
「‥‥‥‥‥‥‥‥テ、テソンくん？！！」
やっと視線があったと思ったら
慌て出すA
勢いよく飛び起きたせいか
右腕の力を入れてしまったみたいで
痛そうに顔をしかめた
やっぱりかすり傷なんかじゃないじゃん
ウソつき
腕に負担がかからないように
Aを引き寄せた
「嘘つき、かすり傷じゃないじゃん」
「‥‥‥‥‥うん、ごめんなさい」
僕の言葉に心配かけたくなくてって
ﾎﾞｿｯと申し訳なさそうに呟いた
「痛い？‥‥‥よね」
「大丈夫だよ」
「心配した‥‥怖い思いして」
「‥‥‥‥。」
Aは何も言わなかったけど
少し体が震えた気がしたから
やっぱり怖かったんだと思う
そんなAの恐怖心を取り除こうと
少し抱き締める手を強めた
テソンくん‥
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y0u0b(プロフ) - onewbububuさん» ありがとうございます！楽しんでもらえるよう頑張ります！ (2017年5月13日 0時) (
レス) id: e0b5d33497 (このIDを非表示/違反報告)
onewbububu(プロフ) - 次も楽しみにしています！これからお兄さんとどうなるかドキドキしながら読んでます。 (2017年5月13日 0時) (レス) id: 1a763a15f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＠あーるぬな | 作成日時：2017年5月12日 22時
