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このままにしてたら収拾がつかなくなりそうだ
「ちょ、ちょ、ちょい！カイソラ！」
集合ってベッドから下ろして
ベッドとベッドの間のカーペットに
三人であぐらをかいて座る
カイ「なにパパ？」
「カイ、ソラ。今日ママお熱って言っただろ？
騒いでたらママうるさくて起きちゃって
お熱早くなおらなくなるぞ？
そしたらママの美味しい美味しいご飯
食べられなくなるし遊んだりできなくなるぞ？
いいのか？」
ソラ「いやー」
「だろ？じゃあどうすればいいと思う？」
カイソラ「静かにする！」
「うん、そうだな。それでどうする？」
カイ「早く…寝る？」
「正解！明日も幼稚園あるだろ？」
ソラ「うん。起きれなかったら大変だね」
「うん。だから今日はもう寝ような」
カイソラ「「はーい」」
俺の言葉が通じたのかおとなしくベッド
入って寝出した二人
さっきまであんなに騒いでたのに
瞬間に寝てしまった
寝てたら本当に天使
起きててもそりゃ可愛いいんだけどさ
Aそっくりの寝顔に癒される
起きないように静かにドアを開けて
子ども部屋を出た
ふぅ
結構疲れたな
A大丈夫かな
水と冷えピタと体温計を持って
寝室に向かった
ベッドには息苦しそうに寝息をたててるA
結婚してからというか付き合ってから
こうやって看病したことないな
毎日こんな子ども達と格闘してたら
そりゃ体調も崩すわな
俺なんて２日でダウンしそう
体温計を挟んで熱を測ると38.2℃と
熱が上がってた
顔にかかった髪をよけて
おでこに冷えピタを貼って
寝顔をながめる
子ども産んでも年取っても綺麗だよな
本当に毎日俺やこども達のためにありがとうな
頬に手をやるとくすぐったかったのか
Aは顔を歪めて少し目をあけた
「ジヨン？」
「ん？」
「今日ありがとうね」
自分がつらいのに俺にお礼言うなんて
なんてやつだ
「Aこそいつもありがとうな
ママ業少しやっただけで大変さが身に染みた」
あははってちからなく笑うとAはまた寝た
次の日俺より先にAは起きてて
ご飯の準備と子ども達の準備を
テキパキと段取りよくこなしてる
「もう大丈夫なのか？」
「うん、ばっちり！ありがとう！」
大変だったでしょって俺にコーヒーを出した
一週間に一日ぐらいは
ママ業変わってあげる日でも作ろうかな
とりあえず…
ヨンベにでも相談するか
終わり
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作者名：＠あーるぬな | 作成日時：2017年2月15日 14時
