お食事会 ページ14
カチン…カチン…カチン…
SR「ヒョーン、さっきからうるさいでーす」
YB「何時間もあれだよ」
TP「たばこ吸いたいのか？」
DL「タッピョン違いますよ！Aちゃんからのプレゼントですよ」
TP「あぁープレゼント見つめてにやけてるー、ジヨンは腑抜けー」
SR「タッピョン…(笑)」
言いたい放題だな、おい
「タッピョン聞こえてるから
あと、スンリはシバくぞ」
わあおって両手を挙げて首を傾げるタッピョン
げぇーって嫌そうな顔するスンリ
やり取りを見てニコニコの糸目兄弟
Aからの誕生日プレゼントは
シンプルでセンスのいいライターと
お揃いのブレスレットと並んでつけてる
A手作りのミサンガ
嬉しくて
ついつい触っちゃうし
見つめちゃう
ライター眺めては蓋を開けたり閉めたり繰り返して響く音を聞く
１日何回もミサンガを見てAを感じる
なんと言われようが幸せだからいい
今日は朝から
楽曲制作のためみんなで事務所に集まって
歌詞や曲の確認や歌う部分の振り分け作業をしてたけど長時間になってきて集中力が切れてきた
時計を見れば７時
これ以上やっても息詰まるだけでいいものを作れないし解散するか
「よし、今日はここまで」
SR「やったー！」
一番に反応したのはスンリ
特になにもしてないくせに…
SR「せっかくだしご飯行きましょうよ」
終わった瞬間元気になりやがって
「俺、Aと会うからパス」
YB「俺も、ヌナんとこ今から行くからパス」
DL「僕もちょっと…」
TP「みんな行かないなら行かなーい」
SR「えータッピョンまで！
みんな彼女いるからってリア充すぎますよ」
いや、いろんな意味でお前が一番リア充だろ
SR「あっ!いいとこ思い付きました！
みんな彼女呼べばいいですよ！」
「「「は？！」」」
うんうん皆で食べましょー
SR「ほら、みんな電話して下さい
嫌なら俺からかけますよー」
って携帯をだしたスンリはピコピコ操作して
耳に携帯を近づけた
まさか？！
スンリから携帯を奪って液晶をみると
Aの名前が
「もしもーし、すんちゃん？」
スンリが俺が奪った携帯に届くようにAちゃんご飯行きましょうって大きな声で言うから
ってなにも言わず切った
お前が電話するぐらいなら
もういっそ俺から電話する
そう思って携帯を手に取ったら
ちょうどAから電話がかかってきた
「今すんちゃんから電話あったけど」
事情を話すとわかったって了承した
おい、OK出すなよ
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作者名：＠あーるぬな | 作成日時：2017年2月15日 14時
