院 内 恋 愛 。 ( ryosuke × yuri )

ep.40 ページ40

りょうすけside









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精一杯の笑顔で








涼「そっか、え、すごいじゃん！」









侑「う、うん、、」









涼「相手は？！









どんな人なの？！」









侑「なんかねー、、









.









.









、、、」









涼「ん？、」









侑「あ、えっとね、素敵な方だよ、笑」









侑「あのね、まだ相手にはまだ意思伝えてないんだけどね、









んっと、、多分大丈夫なんだー笑」









涼「そ、そりゃちねんせんせい断る人なんていないよ、笑」









侑「ふふ、そりゃーねぇ、笑」









涼「なんだよそれー笑」









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.









しばし続いた沈黙。









侑「ねぇ、りょうすけ、、」









涼「ん、？」









侑「僕ね、初めてだったの。








こんなに患者さんと仲良くなるのも、夜勤が楽しみで仕方なくなるのも。









みんな元気になって退院してって、うれしいけど、それは医者として。







僕の功績が上がるからなのかもしれない。






ミスしなかったっていうただの自分の為の安心かもしれないし。









でも。









りょうすけが元気になってくのは違ったの。







りょうすけっていうニンゲンが僕のおかげで元気になっていくのが嬉しかった。









でも、今度はりょうすけが退院しようとしてて寂しくなってこんな夜にこんなことしてる。」









涼「うん、、」









侑「っ、ごめんっ、、







僕、何が言いたかったんだろうね、、笑









分かんないけど、








あの、今までありがと、っ！！」









パタパタと白衣のすそを翻して帰っていくちねんせんせい。









言えなかった俺の”すき”を奥歯の奥でジッと噛み殺した。









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