ずぅっと一緒【紫京院ひびき】 (ページ25)

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自分の気持ちページ25

そふぃ｢ふわりちゃんは…どうしたいの…？｣

ふわ｢私…？｣

そふぃちゃんがそう聞くと、一緒にいたヤギさん達も同意するように鳴いた

そふぃ｢ヤギさんも聞きたいって｣

らぁ｢私も聞きたい！ふわりちゃんの気持ち｣

『私も聞きたいな』

ふわ｢私は…プリパラの楽しさも本当にわかったし、みんなやトリコさん達と友達になれたし…
本当はもっといたい！｣

らぁ｢じゃあいようよ！友達になれたのに私も別れたくないよ！｣

ふわ｢だけど…｣

『？』

ふわ｢ひびき様がきっと…許してくれないわ…｣

そこから私達はひびきちゃんに確認を取りに学園長代理室に向かった

向かったのだが…

ドロ｢通してよー！！｣

安｢ひびき様は、アポイントメントがないとお会いになりません｣

らぁ｢そこをなんとか！お願いします！｣

うぅぅ…前会ったばかりだけど、できればもう会いたくない…！！

この状況を上手く使って引き返さねば…

『……こ、こう言ってるし！やっぱりやめ…』

ドロ｢じゃあ…｣

ドロシーちゃんは安藤さんの顔に近づいた

え、何する気…！？

ドロ｢MAX光線！！！｣

安｢お断りします｣

ドロ｢ムッカー！！｣

シオ｢何故だ！我々は紫京院殿に話があるのだ！通行許可を求める！｣

皆が安藤さんにごねている間本当は私も頼まなくちゃいけないのだが…

いくらふわりちゃんの為でもできない…！！もう会うのは勘べ…

｢｢ってうわぁぁぁ！？！？｣｣

『えっ、ちょ！？みんな大丈夫…ハッ！！！』

皆が勢い余って押しすぎたせいか扉が開き中に倒れ込んでしまった

しまったぁぁぁぁ…開いてしまったぁぁぁ…ということは…

らぁ｢あっ！学園長代理様！｣

ひび｢…安藤｣

ひびきちゃんの合図で安藤さんは引き下がった

デスクに座ったひびきちゃんに皆は一斉に駆け寄る

らぁ｢お願いです！ふわりちゃんが学園に残ることを許してください！｣

｢｢お願いします！！｣｣

ヤギ｢メェ～｣

『……』

ひび｢許すも何も、彼女が自分で決めたことだ｣

ふわ｢っ…！はい…でも…ここにいても許されるのなら私、もっといたいです！｣

ひび｢そう、でも一度決めたことだろう？何度も心変わりは許されないのではないかな｣

ふわ｢っ！うぅ…｣

ひびきちゃん明らかに昔より冷たくなってる…

私のせい…？あの時私が離れてなければまだマシだったかもしれない…