ずぅっと一緒【紫京院ひびき】 (ページ17)

今日:24 hit、昨日:16 hit、合計:7,181 hit

届いていますようにページ17

ライブを終えステージから降りようとしたら後ろの画面に何やらランクのようなものが映った

そうだった、確かプリパラはランクが上がるんだっけ？

メガ姉｢初のデビューライブにして大量のいいねが送られてきます！
Aさんはピカピカ研究生からメジャーランクのうれっこアイドルまで大幅ランクアップしました～！！
流石はあのプリンセスベールを着こなしたアイドル！期待が募るばかりです！｣

『な、なんかよく分からないけど…やった～！みんなも聴いてくれてありがとう～！』

｢きゃあぁぁぁぁ～！！｣

｢Aちゃん最高～！！｣

｢プリンセスアイドル爆誕だ～！！｣

｢一生推す～！！｣

｢私も撃ち抜いてほし～！！｣

『えへへ…ばんっ！♡』

こうして私は沢山の歓声を浴びながらステージから降りた

そしたららぁらちゃん達がすでに待ってくれていた

私は勢いよくらぁらちゃんに抱きついた

『ありがとうらぁらちゃん！私、変われた気がするよ！あの子にも届いたかな？！』

らぁ｢きっと届いてるよ！だって、あんなに素敵なライブだったんだもん！絶対！
見てくれてたに決まってる！｣

みれ｢本当に初ライブとは思えないくらい素敵なライブだったぷり～！新たな強敵出現ぷりね！｣

そふぃ｢歌もダンスも、それにAちゃんもキラキラしてたよ…！｣

『みんな…ありがとう！』

トラ｢ぶあぁぁぁ～！！！感動したトラ！！流石ぼくが惚れ込んだアイドルトラぁぁぁ！！！｣

『トラもありが…って泣きすぎじゃない？！』

鼻水と涙でぐしゃぐしゃになったトラが抱きついてきた

クマさんも遠回しに褒めてくれてた時、みれいちゃんがそういえば…と何かを思い出したようだ

みれ｢A、サイリウムチャームはどうしたぷり？｣

『え？なぁに？サイリウムチャームって』

みれ｢えっ…まさか…｣

トラ｢？…ハッ！！しまったトラ！！渡すのを完全に忘れてたトラ…！！｣

らぁ｢あちゃぁ～…｣

トラ｢せっかくライブをしたのに…でも！まだまだこれからいっぱいするから大丈夫トラ！はい！
これがサイリウムチャームトラ！ライブをすると色が変わるトラよ！｣

『ありがとう、これ何に使うの？』

トラ｢今はドリーム・シアターで5人チームでライブをするんだトラ！その時に必要なものトラよ！｣

そういえば学校の子達が騒いでたっけ…これのことか

私はチャームを受け取り、私の初ライブは完全に幕を閉じた