【原神】人は見かけによらず 2

素直じゃない子 ページ3

マシュが口悪いです、あっ普段からか
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璃月から北斗さんに稲妻まで乗せてもらい行きよりは無事に着けましたAです

タルタリヤさんにおでこキッッスされたのを

北斗さんに見られていたらしく船に乗ってる間ずっと絡まれました

私は姐さんのおっぺえと両サイドスリットから見える太ももにしか意識が行かず

話全く聞いとらんかったけど

そんなわけで、今はとりま平蔵がいそうな場所まで適当に歩いております


『む○しっしーむ○しっしーむしむし、む…』

？？｢……｣

『………まっしゅっしゅーまっしゅっしゅーましゅましゅ』

スカ｢おい｣


あ、生きていらした

歌って歩いていると知人がずぶ濡れで座り込んでました。

ちなみに今雨です、どしゃぶりです

こいつ見るからにわからせられるタイプなんだよなぁ…


スカ｢人の名前使って遊ばないでくれる？｣

『え〜だって文字数ぴったしだったんだもん』

スカ｢ほんっと変わらないよね、その能天気なあほ面とか｣

『なんだと〜このメ○ガ…』

スカ｢あ？｣

『すんません』


いつの間にこの人こんな荒んだんだ…いや元からか

雨に濡れる生意気美少年とそれに話しかけてあげる美少女…なんて素敵な少女漫画なんだ！！


スカ｢そうだね、ヒルチャールの次くらいにかわいい｣

『はっ倒すぞクソガキ』


なに私人外よりブスなん？？人外以下なの私？？

ふんっ！！そんなこという子には傘貸してあげないもんねー！！

ずぶ濡れになって風邪引いてどっかのモブ男に世話してもらってお礼シチュで襲われちまえ！！


スカ｢ぐすっ…このお姉さん怖いよぉ…｣

『今更かわいこぶったって誰も見てねえよ』

スカ｢チッ｣

『舌打ちすんな』


はぁ〜…疲れてきた…

さっさと傘渡してまた別のところで買おう…

平蔵見つけなきゃだし…そう思って私は傘を差し出す


『ん』

スカ｢…なに？｣

『ん！』

スカ｢モノマネの練習台ならお断りだけど｣

『違いますぅ〜、傘あげるつってんの』

スカ｢君が使った物を僕に使えって言うの？｣

『いらないなら別にいいけど』

スカ｢…いらないとは言ってない｣

『はいはい…素直じゃないなぁ…』

スカ｢うるさい｣


なんだかんだで傘を受け取ったスカラマシュくん

いつになったら反抗期抜け出せるでしょうか…


『じゃあね〜』

スカ｢あっ待て…！｣

『ん？』

スカ｢……ありがと…｣

『ごめんなんて〜？！』

スカ｢っ〜！！うるさい殺す！！｣

『なんで！？』

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