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☆進む 33ー2 ページ24

冷たくなったミサキさんを抱き上げ、リンタロウは言った。


「…Aちゃん、僕…。」


「大丈夫。後で、また話そうよ。」


私の言葉に頷くリンタロウ。


「…ごめん。あんな酷い事言って。」


おそらく、私のさっきのミサキさんへの話し方で分かったのだろう。


「こっちこそ、ごめん。2人を支えられなくて。」


「いいんだ。これは、僕が出した結果だから。」


そう言うリンタロウ。

そして、こう言った。


「そこのトビラから出れるから。」


「…うん。」


私はトビラへ向かう。

しかし、後ろからリンタロウの気配がしない。

トビラを開け、後ろを向くと火の粉が上がっていた。


「ま、待って!リンタロウ!」


こっちを見るリンタロウは、頷いて姿を消した。

外には、心配そうな目をしたユキナリ君がいた。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
もうそろそろ、完結!

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ラル - この最後大好きです!初めて読んです文章の書き方が個人的に好きです!こらからも頑張ってください!応援してます!!!この物語を続けて下さってありがとうございます!そしてお疲れ様です (6月5日 20時) (レス) @page30 id: 7292a35b74 (このIDを非表示/違反報告)
花道時代(プロフ) - もあさん» 唸り声を上げてまで好きと言ってくださるなんて…。嬉しいです!ありがとうございます! (2018年8月4日 18時) (レス) id: f90052b3b7 (このIDを非表示/違反報告)
もあ(プロフ) - あぁぁぁぁぁぁぁぁ(唸り)好きです……。 (2018年8月4日 0時) (レス) id: d9e1869a67 (このIDを非表示/違反報告)
花道時代(プロフ) - ユウキさん» ご指摘、ありがとうございます!訂正しました! (2018年7月16日 19時) (レス) id: f90052b3b7 (このIDを非表示/違反報告)
ユウキ - この遺書の神ってなってますよ (2018年7月15日 22時) (レス) id: ff0b623277 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花道時代 | 作成日時:2018年6月25日 21時

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