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「…ね、姉ちゃん?」
リンタロウは倒れたミサキさんを抱きおこす。
「姉ちゃん!い、今、助けるから!」
「…リンタロウ。」
ミサキさんは、苦しそうに言った。
「私達、はね。前に進まなくちゃ…いけないの。」
「…姉ちゃん!」
ミサキさんは手を伸ばし、リンタロウの頬を優しく撫でた。
「リンタロウだけでも、前に、進んで。」
そして、私を見て言った。
「Aちゃん。リンタロウの事を、よろしくね。人思いの、優しい子だから。」
「うん。分かってるよ、ミサキちゃん。あなたの優しさも、ちゃんと分かってるから。」
私の言葉に、優しく頷くミサキさん。
「…リンタロウ、大切な子に、気持ちをちゃんと言うんだよ?お姉ちゃん、見守ってるから。」
そう言って、ミサキさんは伸ばしていた手を下ろした。
「ね、姉ちゃん?姉ちゃん!」
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ラル - この最後大好きです!初めて読んです文章の書き方が個人的に好きです!こらからも頑張ってください!応援してます!!!この物語を続けて下さってありがとうございます!そしてお疲れ様です (6月5日 20時) (レス) @page30 id: 7292a35b74 (このIDを非表示/違反報告)
花道時代(プロフ) - もあさん» 唸り声を上げてまで好きと言ってくださるなんて…。嬉しいです!ありがとうございます! (2018年8月4日 18時) (レス) id: f90052b3b7 (このIDを非表示/違反報告)
もあ(プロフ) - あぁぁぁぁぁぁぁぁ(唸り)好きです……。 (2018年8月4日 0時) (レス) id: d9e1869a67 (このIDを非表示/違反報告)
花道時代(プロフ) - ユウキさん» ご指摘、ありがとうございます!訂正しました! (2018年7月16日 19時) (レス) id: f90052b3b7 (このIDを非表示/違反報告)
ユウキ - この遺書の神ってなってますよ (2018年7月15日 22時) (レス) id: ff0b623277 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花道時代 | 作成日時:2018年6月25日 21時