貴方が好きなのは？《短編集》

☆ハッピーばーすでい！ （新村コウ） ページ18

今回は、7月8日に誕生日だった狼ゲームのコウ君！

狼ゲームは、私の小説の初めてランキング入りした思い出のゲームです！

どうでもいいのですが、天月君の小説を書きました！

読んでいただければと嬉しいです！

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「おめでとうございます、コウさん！」


「ありがとう。お前に祝ってもらえて嬉しいよ。」


珍しく笑っているコウさんの顔を見て、私は嬉しかった。


「よかった〜。そう言ってくれて。」


「当たり前だ。」


そんな会話をしていると、コウさんが急に抱きついてきた。


「ちょ、ちょっと。恥ずかしいんですが…。」


「今日くらいはいいだろう。」


そうなんですが、と思った私。

すると、コウさんが耳元で言った。


「今日くらいは、コウって呼べ。」


「へっ？い、いいですけど…。」


すると、また笑出すコウさん。


「お前は面白いな。」


「それは、失礼じゃないですか…コウ。」


すると、急に固まるコウさん。

どうしたのかと、顔を覗くと真っ赤な顔をしたコウさんがいた。


「だ、大丈夫ですか？」


「…バカか、お前は。」


そう言ってベシッと頭を叩くコウさん。

一体何があったのか、彼女は知る由もなかった。

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