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『ボール 〜に〜』 ページ5
「お母さん、ないよー…。」
「そう…。つかれたよね?お昼にしようか。」
お母さんに賛同して、僕は一声。
そんな僕に「ありがとう」とにっこりしてお母さんはおいしい、冷たい水をくれました。
さて、大好きなお母さんのおいしいお弁当を食べた女の子は自分の部屋へ。
階段をたんったんっ、と軽やかに登ります。
白い扉の先は女の子のピンクのお部屋。
女の子はすぐさま探します。
………
え?もしかして。
探してそのままですか?
僕が注意するような声をかけても、女の子は気にも留めません。
あーあ。知りませんよ。僕は。
呆れかえる僕のさらさらの毛を優しい風がゆっくりとなでました。
甘いにおいの風。僕はボールを思い出すのです。
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作者名:banka | 作成日時:2018年4月26日 22時