10歳差の恋愛事情【キヨ】 (ページ1)

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10歳差/1 ページ1

日曜日。

「ふぁ……あ」

朝一で眠い中実況を撮って一息つく。
オールに近い数時間睡眠のせいか、欠伸が止まらない。
ふと、スマホの時間を見ると、正午前。

お昼を買おうと思い、俺は着替えてコンビニに向かった。

一応マスクをしているものの、髪の毛の色のせいであまり隠せてないが、この辺りで俺を知る人はあまりいない。

今までは、自宅から15分ほどのコンビニに行っていたけど、最近できたコンビニは5,6分で行けるので、試しに行ってみることにした。

「( おっ、涼しい )」

季節は夏。暑い中外を数分歩くだけでも汗が出る。夏は涼しく、冬は暖かくしてあるコンビニは最高だな。春秋は知らねえ。

今まで行ってたコンビニとは違うコンビニ店だけど、そんな変わんねぇだろ、と思いながらカップ麺を見る。夜はレトさんと食いに行くから少なめでいいや。

綾鷹とカップ麺とおにぎりを1つずつ取ってレジに向かった。

正午前っていうこともあって、レジは激混み。かなり並んでやっと会計になって店員にピッてしてもらう。

チラ、とさっきまで気にしてなかった店員の顔を見てみる。可愛かったら通おうとか思ってねえからな。多分。

身長は俺からしたら低めで、多分高校生。女子。普通に、可愛い。
……可愛い、けど。

髪の毛がもう少し長かったらいいな！！！！！

俺は袋を渡されると同時に、ぺこりとお礼をして、店を出た。

可愛かったから、明日も行ってみるか。