嘘じゃない? ページ42
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玲於「…好きだよ、A。」
再びその言葉を聞いた途端、止まっていた涙がまた溢れ出した。
玲於くんはその涙を見て、少し戸惑う。
A「…ほんとに?」
玲於「うん。」
A「嘘じゃない?」
玲於「こんな状況で嘘なんか言えないって。」
言葉の真実味を確かめると、さらに涙が溢れ出した。
この前のとは違う、嬉し泣き。
玲於くんは、泣くなよって優しく笑いながら、指先で涙をすくってくれて。
玲於「…こういう時はすぐ泣くんだな?」
A「これは、嬉し泣きだからいいの。」
玲於「…じゃあ、さ。……俺、期待していいの?」
さっきまで目を細めて笑ってたくせに、いきなり、真剣な顔になって。
布団の上にある手を握られた。
顔が、熱い。
玲於くんの瞳が私を捉えてて、逸らせなくて。
……私は、ゆっくりと口を開いた。
A「……私も、好き。どうしようもないくらい、玲於くんが好き……っ」
泣いてるせいで、嗚咽が混じった告白。
玲於くんは、ああもうって言って、私のことを抱きしめる。
私も、玲於くんの背中に控えめに手を回した。
玲於「…ほんとに?」
A「…うん。」
玲於「嘘とかじゃないよな?」
A「こんな時に、嘘なんか言えるわけないじゃん。」
玲於「……だよな。」
回されている腕に、力がこもる。
玲於「……A。俺の、彼女になってよ。」
A「……っ。」
……言葉にする代わりに、小さく頷いて。
玲於くんに答えるように、私もまた、回した腕に力を込めた。
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らな。(プロフ) - ちょんさん» こちらこそ読んでいただいてありがとうございます!私も今日は学校です笑 お仕事頑張ってくださいね! (2018年3月27日 8時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - こうちゃんさん» コメントありがとうございます!やっと告白にたどり着きました笑 私はこのコメントに泣きそうです(;;) (2018年3月27日 8時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
ちょん(プロフ) - はじめまして。ドキドキ楽しすぎて仕事の準備しなくちゃいけないんですけど、止まりません!キュンキュンありがとう! (2018年3月27日 7時) (レス) id: 806438be60 (このIDを非表示/違反報告)
こうちゃん(プロフ) - いつもこのお話楽しく読ませてもらってます!!もうずっと前からこのお話大好きでファンだったので告白のところでもう涙が出てきました(;_;)これからも更新頑張ってください!!! (2018年3月26日 10時) (レス) id: 2c479ecd30 (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - xxさん» 以前もコメントをいただいた気が.....!!(º ロ º*) 嬉しすぎますありがとうございます!タイトル!ついに出せました!笑 楽しんで読んでいただけて光栄です(*^^*) (2018年3月24日 1時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らな。 | 作成日時:2018年3月4日 15時