きっと気のせい ページ35
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Aside
真琴「Aっ、パス！」
A「はいっ！美紀〜！」
美紀「はいはーい。」
体育館に響くのは、シューズによるスキール音。
それと一緒に、ボールがゴールを揺らす音も聞こえてきて。
真琴「ナイスシュート〜っ！さすが現役！」
美紀の見事レイアップシュートに
私たちはハイタッチをした。
体育の時間。
男子は外でサッカーで、女子は体育館でバスケのミニゲームという授業内容で。
クラス内でチームに別れて対決するわけだけど、
現役バスケ部である美紀の心強さといったら。
私もそれなりに運動神経には自信がある方だけど、
やっぱりバスケ部に勝つなんて到底無理な話で、鋭くて強いパスに必死に立ち向かっていた。
真琴「え、なんかめちゃくちゃしんどい……」
A「それは美紀がスパルタだから……」
10分の試合の後
他チームの試合を壁際に座りながら観戦する。
ヘトヘトの私たちをよそに、美紀は
美紀「いい汗かいたわ〜」
なんて、清々しい顔。
美紀「次また試合やね。」
真琴「あの、私次は休んでも……？」
A「真琴、今日チームメイト1人休みだから、私たち5人ギリギリだよ。」
真琴「………」
ガーン、なんていう効果音が聞こえた気がする。
あっという間に休憩の10分が終わり、
私たちはまたコートに入った。
ジャンプボールから始まった取っては取られての攻防戦に
またまたいい試合してる！なんて思ったり。
「A…！」
チームメイトからのパスをゴールのそばで受け取り、すぐさまシュートの体制に入った。
すると、ジャンプした瞬間、目の前に突然影ができて。
A「…っ！」
相手がシュートを妨害しにきたってことはすぐに分かった。
でも、その相手が勢い余っていた事までは分からなくて。
────ドタンッ！！！
相手の勢いは止まることもなく、
その衝撃を身体で受け止めることになった私は、そのまま床に倒れ込む。
私の手からシュートされることなく、ボールは数回バウンドした後コロコロと転がって。
ゲーム中断の笛が響いた。
「ごめん！！大丈夫！？」
A「全然！へーきへーき！」
申し訳なさそうに謝ってくるぶつかった子に
慌てて大丈夫なことを伝えて、すぐに立ち上がる。
そのとき、右手首に違和感を感じたのを
私は無理やり気のせいにした。
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らな。(プロフ) - 尊都さん» やっぱ「で」の使い方難しいですね(><)参考になりました！ありがとうございます！ (2020年10月9日 22時) (
レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - みー さん» うわ嬉しい！！ちゃんと寝て欲しいけど！笑 ありがとうございます(^^) (2020年10月9日 22時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - 塩キャラメルさん» コメントありがとうございます！存分に焦らしますよ〜！笑 (2020年10月9日 22時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
尊都(プロフ) - 誤字すんません！使っていますよ！ (2020年10月9日 18時) (レス) id: 6a52012404 (このIDを非表示/違反報告)
尊都(プロフ) - 「帰ろで」「行こで」などの「で」の使い方が間違っていると思います！兵庫ではないのですが、関西圏の親は「行こか〜」や「行こな〜」を使いっていますよ！参考にどうぞ…！ (2020年10月9日 18時) (レス) id: 6a52012404 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らな。
| 作成日時：2020年7月23日 13時
