彼女の特権 ページ4
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Aside
結局、玲於くんが泊まることに大賛成する私が急さに断ろうとする私に勝って
玲於くんを我が家へ招き入れた。
玲於｢A〜、俺のグレーのスウェットどこ？｣
A｢ちょっ……ねぇ、それお風呂行く前に探そうよ…｣
先にお風呂に行っていた玲於くん。
扉が開く音がして声がしたからキッチンから振り向いてみれば、そこには上半身裸の玲於くんがいた。
なんていうか……目のやり場に困る。
なるべく見ないように目を逸らしながら
玲於くんの服がしまってある引き出しを教えると、なに？って玲於くんに不審がられて。
A｢早く服きて。｣
玲於｢なに、まだ慣れないの？｣
A｢慣れるって……｣
ライブで忙しくてあまりゆっくり過ごす時間無かったけど、付き合い始めて3ヶ月は経つ。
腹筋とか、これまで何度か見たことはあるけど、
やっぱり恥ずかしく思ってしまって。
玲於｢…あ、やべ、ここAの下着入ってる所じゃん。｣
A｢えっ！？ちょ、どこの引き出し開けてんの！｣
玲於｢怒んなよ、見慣れてるんだし。｣
A｢わ、ばか！へんたい！｣
玲於｢自分の彼氏変態呼ばわりすんなよ！｣
みるみる顔が熱くなってきた。
そんな私を見た玲於くんは、可笑しそうに笑う。
玲於｢顔赤。笑｣
A｢……うるさい。｣
玲於｢かわい。｣
A｢え、なんて？｣
玲於｢なんでもねーよ。｣
私が聞き返したのをいいことに、誤魔化した玲於くん。
…嘘。
ほんとははっきり聞き取ってる。
普段塩で有名な玲於くんからこんな言葉を聴けるのはふたりきりの時で、
彼女の特権だ、なんて考えて思わず顔がニヤけた。
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ど根性オレンジ(プロフ) - ってなって気づいたらもう終わり！？意外と長いようで短かったです。ワクワクとドキドキをありがとうございました！次作も楽しみにしてます！ (2019年3月22日 19時) (
レス) id: 20d845d7dd (このIDを非表示/違反報告)
ど根性オレンジ(プロフ) - ふぁぁぁぁぁ！なんか、もう、こう、最高。(語彙力)らな。さんのこのシリーズ好きすぎました！始まった頃から読み続けてきて、毎回玲於くんと主人公ちゃんの行動にこっちまで一喜一憂して、やっと幸せになったと思ったらまさかのライバル！？ (2019年3月22日 19時) (レス) id: 20d845d7dd (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - mizuhoさん» mizuhoさん、ありがとうございます(*^^*) 今ストーリーをメモに貯めてるところです。楽しんでもらえるといいな…！(予想と違ってたらごめんなさい(>_<)) (2019年3月20日 21時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - まいさん» 初めまして！(^^) そう言って頂けて、感謝感激です！笑 更新までしばしお待ちください(*^^*) (2019年3月20日 21時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - しをちゃさん» お返事遅れました、(>_<;) 玲於くん、ちゃんと挽回してもらいました。笑 楽しめてもらえたでしょうか...！ (2019年3月20日 21時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らな。
| 作成日時：2019年2月13日 23時
