原因 ページ23
.
玲於side
──�爐燭世い淌渡辰暴个襪海箸�出来ません。御用の方は…��
玲於｢…ちっ。｣
お決まりのセリフが流れ終わる前に
俺は通話終了ボタンを押した。
そんな俺を見て、亜嵐くん達が首を傾げる。
亜嵐｢玲於どした？｣
玲於｢……別に。｣
亜嵐｢いやいや、そんなに何回も電話かけて、何も無いわけないじゃん。笑｣
そう。
何回もかけてんだよ、何回も。
なのに……
玲於｢…Aが電話に出ない。｣
そう明かせば
驚いた反応をする亜嵐くん。
亜嵐｢え、Aちゃんが？タイミングが合わないだけじゃない？｣
玲於｢合わなかったんだったら折り返すとかLINE入れるとかするでしょ。あいつ、一切自分から連絡入れない上にLINEはずっと既読無視。｣
隼｢えー、なんで？｣
亜嵐くんの隣で話を聞いていた隼が再び首を傾げた。
知るか、って軽くあしらえば
冷たい！って泣き真似をする金髪豚野郎。
そいつをスルーして、ひとり用のソファーに座る。
……でも、まあ
………本当は知ってんだよ、理由。
Aが電話に出なくなった原因として考えられるのは、一昨日の通話。
通話の途中に現れたあいつ。
玲於｢…たぶん、琴音だよな………｣
小さく漏らした言葉。
それを聞き取った涼太くんが
不思議そうに尋ねてきた。
涼太｢琴音って……玲於が今共演してる、あの女優の卵の？｣
玲於｢え？ああ、うん……｣
涼太｢その子がどうかしたの？｣
玲於｢いや……｣
俺が言葉を詰まらせば、ん？って首を傾げて。
……まあ、隼に話すよりはお兄の方がいいのかも。
玲於｢……なんか、妙に懐いててさ。｣
涼太｢うん。｣
玲於｢で、この前の飲み会の時、外でAと電話してたら琴音に…まぁその、邪魔されたというか。｣
涼太｢ほうほう｣
玲於｢引っ付いてこられてさ。そしたら通りかかった友達のスタッフにラブラブだの、いちゃついてるだのからかわれて。｣
涼太｢うわぁ…。それをAちゃんが聞いてたと？｣
玲於｢…たぶん。｣
要するに、勘違い。
また、うわぁ…って唸る涼太くん。
そりゃ勘違いして怒るのも無理ないよって。
俺も、だよなぁ、ってため息をついた。
誤解を解きたいのに
Aが連絡を取ってくれないんじゃ元も子もない。
これだけは言ってやりたいのに。
お前のこと好きすぎて他の女気にする余裕なんてねぇよ、って。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2588人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ど根性オレンジ(プロフ) - ってなって気づいたらもう終わり！？意外と長いようで短かったです。ワクワクとドキドキをありがとうございました！次作も楽しみにしてます！ (2019年3月22日 19時) (
レス) id: 20d845d7dd (このIDを非表示/違反報告)
ど根性オレンジ(プロフ) - ふぁぁぁぁぁ！なんか、もう、こう、最高。(語彙力)らな。さんのこのシリーズ好きすぎました！始まった頃から読み続けてきて、毎回玲於くんと主人公ちゃんの行動にこっちまで一喜一憂して、やっと幸せになったと思ったらまさかのライバル！？ (2019年3月22日 19時) (レス) id: 20d845d7dd (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - mizuhoさん» mizuhoさん、ありがとうございます(*^^*) 今ストーリーをメモに貯めてるところです。楽しんでもらえるといいな…！(予想と違ってたらごめんなさい(>_<)) (2019年3月20日 21時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - まいさん» 初めまして！(^^) そう言って頂けて、感謝感激です！笑 更新までしばしお待ちください(*^^*) (2019年3月20日 21時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - しをちゃさん» お返事遅れました、(>_<;) 玲於くん、ちゃんと挽回してもらいました。笑 楽しめてもらえたでしょうか...！ (2019年3月20日 21時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：らな。
| 作成日時：2019年2月13日 23時
