第三者 ページ22
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Aside
このまま通話続けたいけど、玲於くんはスタッフさん達と飲んでる最中だし。
欲を抑えて、通話を切ることにした。
A｢じゃあ、そろそろ切ろっかな。｣
玲於『分かった。明日は早く終わって家にいるだろうから、長い話聞いてやるよ。』
A｢うるさいな。別に長くないじゃん。｣
いや、あれは長いから、って
玲於くんの笑い声。
じゃあまたね、
そう言って通話を切ろうとした、その時だった。
『玲於〜！！』
A｢…？｣
聞こえてきたのは、第三者である、女性の可愛らしい声。
一緒に飲んでる人かな？
黙って様子を伺ってると、ふたりの会話が聞こえてくる。
玲於『なんで出てきてんだよ。』
『だって〜、玲於がいなくなってるんだもん。』
玲於『早く戻れって。』
『あ、玲於電話してるの？じゃあ終わるまで待つ！』
玲於『ばかっ、引っ付いてくんなよっ！』
なんか……
なんとも言えない会話。
もしかして、玲於くん言い寄られてる？
何か言った方がいいかな？
そんなこと迷ってると、玲於くんでもその女性でもない、新たな男性の声が聞こえてきた。
『お前らこんなとこでもいちゃついてんの？ラブラブだねぇ〜！笑』
…………
………今、なんて言った？
……いちゃついてる？
……ラブラブ？
A｢………、…へぇ。｣
スマホから、玲於くんの焦った声が聞こえてくる。
誤解だから、って
必死さがよく伝わる弁解。
でもまあ、それを聞いて
うん、わかった、って納得するほど聞き分けのいい訳でもない。
ほんの数秒で一気に溜まった、黒いモヤモヤ。
……仮にも私、彼女なんですけど。
A｢どうぞ思う存分イチャイチャしてください！！｣
玲於くんの言葉に重ねるようにしてそう叫んで、通話をぶち切ってやった。
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ど根性オレンジ(プロフ) - ってなって気づいたらもう終わり！？意外と長いようで短かったです。ワクワクとドキドキをありがとうございました！次作も楽しみにしてます！ (2019年3月22日 19時) (
レス) id: 20d845d7dd (このIDを非表示/違反報告)
ど根性オレンジ(プロフ) - ふぁぁぁぁぁ！なんか、もう、こう、最高。(語彙力)らな。さんのこのシリーズ好きすぎました！始まった頃から読み続けてきて、毎回玲於くんと主人公ちゃんの行動にこっちまで一喜一憂して、やっと幸せになったと思ったらまさかのライバル！？ (2019年3月22日 19時) (レス) id: 20d845d7dd (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - mizuhoさん» mizuhoさん、ありがとうございます(*^^*) 今ストーリーをメモに貯めてるところです。楽しんでもらえるといいな…！(予想と違ってたらごめんなさい(>_<)) (2019年3月20日 21時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - まいさん» 初めまして！(^^) そう言って頂けて、感謝感激です！笑 更新までしばしお待ちください(*^^*) (2019年3月20日 21時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - しをちゃさん» お返事遅れました、(>_<;) 玲於くん、ちゃんと挽回してもらいました。笑 楽しめてもらえたでしょうか...！ (2019年3月20日 21時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らな。
| 作成日時：2019年2月13日 23時
