先約 ページ1
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玲於side
隼｢…あれ、玲於、飯行かないの？｣
玲於｢あー、わり、今日はいいや。｣
とある収録終わり。
これからメンバーと飯に行く予定の隼が
いそいそと帰り支度をしてる俺に向かって
え〜〜！っと駄々をこねた。
可愛くないから、なんてはっきり言えば
傷ついたみたいなわざとらしいリアクション。
そこへ、何故か顔にニヤニヤした笑みを浮かべた亜嵐くんがやって来て。
亜嵐｢隼〜、察しろって！｣
隼｢え？なに？｣
亜嵐｢先約だよ先約。ほらぁ〜、この前まで一緒にツアー回ってくれてた…｣
隼｢あぁー！！｣
玲於｢あーもう、うるさいから。｣
わざとらしく、名前をはっきり出さずに
あのセミロングの〜、とか
お揃いのリングつけてる、なんて
特徴とかばかり言ってくる。
合ってる
合ってるけどさ。
あいつの事でいじられるのはどうにも慣れない。
隼｢いいなぁ、俺も一緒に…｣
玲於｢絶対来んな豚野郎。｣
隼｢ひどい！｣
下手くそな泣き真似してる隼をほっといて、
メンバーに声をかけて、楽屋を出た。
エントランスを出て、待ち合わせ場所はすぐそこ。
グレーのコートにマフラーしてるって言ってたから
そういう格好で、立ち止まってる人を遠目から探した。
玲於｢……あれか。｣
ほどなくして見つけたいかにもな女の人。
だけど、その隣には知らない男が立ってて。
……あーあ、完全に声掛けられてるやつだ。
あいつもあいつで、愛想笑いなんか浮かべてる。
ったく、そういうのはハッキリ言うべきなのに。
曖昧な対応しかできていない様子の彼女。
それをいい事に、なかなか離れようとしない男。
……人の彼女に手ぇ出してんじゃねぇよ。
ここで変な独占欲が働いた俺は、早足で2人のもとに歩み寄り、
ハッキリと、男に見せつけるように声をかけた。
玲於｢……A。｣
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ど根性オレンジ(プロフ) - ってなって気づいたらもう終わり！？意外と長いようで短かったです。ワクワクとドキドキをありがとうございました！次作も楽しみにしてます！ (2019年3月22日 19時) (
レス) id: 20d845d7dd (このIDを非表示/違反報告)
ど根性オレンジ(プロフ) - ふぁぁぁぁぁ！なんか、もう、こう、最高。(語彙力)らな。さんのこのシリーズ好きすぎました！始まった頃から読み続けてきて、毎回玲於くんと主人公ちゃんの行動にこっちまで一喜一憂して、やっと幸せになったと思ったらまさかのライバル！？ (2019年3月22日 19時) (レス) id: 20d845d7dd (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - mizuhoさん» mizuhoさん、ありがとうございます(*^^*) 今ストーリーをメモに貯めてるところです。楽しんでもらえるといいな…！(予想と違ってたらごめんなさい(>_<)) (2019年3月20日 21時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - まいさん» 初めまして！(^^) そう言って頂けて、感謝感激です！笑 更新までしばしお待ちください(*^^*) (2019年3月20日 21時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - しをちゃさん» お返事遅れました、(>_<;) 玲於くん、ちゃんと挽回してもらいました。笑 楽しめてもらえたでしょうか...！ (2019年3月20日 21時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らな。
| 作成日時：2019年2月13日 23時
