揺れる決心 ページ11
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Aside
沙耶との電話のあと、座ってみた鏡の横。
“勝手にしろよ”
この前の玲於くんの言葉が、未だ脳裏を過ぎってる。
その度に、悲しくなったりして。
頑張ってるんだけどな、他のダンサーの人と同じような態度とってみるとか。
とにかく、玲於くんと無関係になるの。
だけど、そう考えれば考えるほど
玲於くんが頭の中から居なくならなくなって。
ペアのダンスだって、ちゃんとこなさなきゃいけない。
私の中では、それが1番厄介だった。
パートナーである以上、コミュニケーションは避けられないから。
あーあ、ほんと、どこで間違ったかな。
どの選択を違うものにしておけば、
玲於くんと幼なじみとして上手くやっていけてたかな？
……好きにならなければよかった。
そんなこと考えても頭の中が玲於くんでいっぱいになってしまうのは
結局のところ、玲於くんを好きなことをやめるってのは、到底無理だということ。
私の決意の弱さを思い知る。
A｢…帰ろ。｣
もう考えるのやめよう、そんな意味を持って零した呟きだった。
手をついて立ち上がって、荷物を持って、出口に向かう。
すると、ドアの近くに白い物体があることに気がつく。
A｢……？｣
誰かの忘れ物？
そんな疑問を抱きながら、もっと近づいて。
白い物体はレジ袋で、持ち上げてみれば少し重みがあって、ゴミではないらしい。
その中身を確認してみて、私は目を見開いた。
A｢…水と、…レアチーズケーキ……｣
え、ほんと、誰………？
なんとなくだけど、誰かの忘れ物なんかじゃない気がして。
そしてそれは、確信へと変わる。
“無理すんなよ”
……レアチーズケーキのパッケージの裏。
見覚えのある、少し荒い字体で。
A｢…なんで……｣
私、あんなに離れようとしてるのに。
これだから、想いは消えてくれないんだ。
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ハナリーン(プロフ) - もう本当にきゅんきゅんしすぎて死にそうで、にやけがとまりません……。改めて玲於くんがまた好きになってしまいました。幸せな時間をありがとうございます……！ (2019年3月24日 7時) (
レス) id: 33cb9575e2 (このIDを非表示/違反報告)
ど根性オレンジ(プロフ) - はい！Ｏ(≧ω≦)Ｏ語りましょう！(≧∀≦) (2019年1月9日 20時) (レス) id: 20d845d7dd (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - ちょんさん» 嬉しいコメントありがとうございます(*´-`*) がんばってきます！！！ (2019年1月8日 20時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - SOLTWORLDさん» なんですかこのにやけてしまうコメントは。笑 ありがとうございます(*^^*) 番外編までしばしお待ちくださいヽ(´ー｀)ノ (2019年1月8日 20時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - ど根性オレンジさん» オレンジさぁぁあん！！！がんばってきます〜！！また語りましょう。笑 (2019年1月8日 20時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らな。
| 作成日時：2018年12月2日 0時
