俺は言ってない ページ9
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玲於side
A｢…ふぅ……｣
俺に気づいていないらしいAは
自分の袖で額汗を拭う。
俺は気づかれる前に、覗いていた扉を閉め
再び廊下を歩き始めた。
……リハが終わったのが、2時間前。
もしかして、ずっと残って練習してた？
今日のリハはいつもより長かったのに、それに加えてさらに踊り込むなんて。
……熱心なのか、ただのダンスバカなのか。
俺も人のことは言えないけどさ。
ただ、こんなギクシャクしてる時でも
クスッて、自然と笑が零れて。
エレベーターで1階に降りて、
エントランスを抜ければ、コンビニはすぐそこ。
買いたい商品を手に取ってレジに持っていく途中、デザートコーナーで足が止まった。
玲於｢……｣
目に入ったのは、レアチーズケーキ。
これを見ると、必然的にAが浮かんでしまう。
…別にいいでしょ？
俺の方は幼なじみやめるなんて言ってないし。
そんな自分勝手なこと考えて、レジに向かった。
自分が買おうとしていたものに加え
水、レアチーズケーキも買い物カゴに入れて。
コンビニの帰り、会議室に戻ろうとしていれば
背後から俺を呼ぶ声。
振り返れば、そこには壱馬がいた。
壱馬｢玲於さん、ちょっといいですか。｣
玲於｢もしかして、付き合い始めたっていう話？｣
壱馬｢…え？｣
思わずそう聞けば、ぽかんとされて。
その後ハッキリと振られましたっていうもんだから
予想外のことに俺までぽかんとしてしまう。
玲於｢え、でも、この前泊まったって……｣
壱馬｢それは、事情があって、です。｣
事情って。
……女子の家泊まるなんて、どんな事情だよ。
なんだかスッキリしない心持ちでいれば
そんなことより、と壱馬がこの話を打ち切る。
壱馬｢…玲於さんに、話したいことがあります。｣
玲於｢……？｣
そう話し始めた壱馬の声は、いつにも増して真剣だった。
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ハナリーン(プロフ) - もう本当にきゅんきゅんしすぎて死にそうで、にやけがとまりません……。改めて玲於くんがまた好きになってしまいました。幸せな時間をありがとうございます……！ (2019年3月24日 7時) (
レス) id: 33cb9575e2 (このIDを非表示/違反報告)
ど根性オレンジ(プロフ) - はい！Ｏ(≧ω≦)Ｏ語りましょう！(≧∀≦) (2019年1月9日 20時) (レス) id: 20d845d7dd (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - ちょんさん» 嬉しいコメントありがとうございます(*´-`*) がんばってきます！！！ (2019年1月8日 20時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - SOLTWORLDさん» なんですかこのにやけてしまうコメントは。笑 ありがとうございます(*^^*) 番外編までしばしお待ちくださいヽ(´ー｀)ノ (2019年1月8日 20時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - ど根性オレンジさん» オレンジさぁぁあん！！！がんばってきます〜！！また語りましょう。笑 (2019年1月8日 20時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らな。
| 作成日時：2018年12月2日 0時
