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本音 ページ26

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Aside





“特別”



その言葉にドキンと心臓が跳ねた。

でも、すぐに我に返って自分に言い聞かせる。




玲於くんが言ってる特別っていうのは、私が思ってる意味とは違う。


どうせ、幼なじみでずっと親しいから、とか言うんでしょ?



……私が欲しい、特別の意味とは違う。



そんなこと考えてる私を他所に
玲於くんは、はぁ、と大きなため息をついて
乱暴に頭を搔いた。


そして、さっきの言葉を繰り返す。




玲於「……俺の中で、Aは誰よりも特別な存在なんだよ。………壱馬や水谷さんに、妬いてしまうくらい。」


A「………え?」




……え、今、

妬くって言った?



驚いていると、ちらりと上がった玲於くんの視線と自分の視線が絡んだ。




A「…なに、言って………」


玲於「ほんとだって。壱馬とAが手繋いでるところ見た時も、仲良さそうに話してるところ見た時も、全部全部、平気な顔して内心はイラついてた。」




じっとこちらを見つめながらハッキリ言うから
言葉のひとつひとつがダイレクトに伝わって
心臓が破裂しそうで。


そんな中、玲於くんがやや小さめの声で言った、あの時の本音。




玲於「……水谷さんとキスしてた時は、本当にどうにかなりそうだった。」


A「……っ!!それは…っ!」




私が慌てると
大丈夫、誤解だってちゃんと分かってるから、って。


あの時は信じてやれなくてごめん、って言った玲於くんの声は、申し訳なさが滲み出てる。




玲於「……あんなことあってずっと気まずくなってたのにさ………、テルさんの店に一緒に行きたいって思うのも、家にひとりでいる時、声聞きたいなって思うのも、決まっていつもAなんだよ。」


A「……」




曇りのない言葉に、何も返せなかった。




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ハナリーン(プロフ) - もう本当にきゅんきゅんしすぎて死にそうで、にやけがとまりません……。改めて玲於くんがまた好きになってしまいました。幸せな時間をありがとうございます……! (2019年3月24日 7時) (レス) id: 33cb9575e2 (このIDを非表示/違反報告)
ど根性オレンジ(プロフ) - はい!O(≧ω≦)O語りましょう!(≧∀≦) (2019年1月9日 20時) (レス) id: 20d845d7dd (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - ちょんさん» 嬉しいコメントありがとうございます(*´-`*) がんばってきます!!! (2019年1月8日 20時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - SOLTWORLDさん» なんですかこのにやけてしまうコメントは。笑 ありがとうございます(*^^*) 番外編までしばしお待ちくださいヽ(´ー`)ノ (2019年1月8日 20時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - ど根性オレンジさん» オレンジさぁぁあん!!!がんばってきます〜!!また語りましょう。笑 (2019年1月8日 20時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らな。 | 作成日時:2018年12月2日 0時

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