好きなんでしょ？ ページ1
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Aside
夏希｢そろそろ戻ろうよ。｣
玲於｢あぁ、うん。｣
背後から聞こえてくる、そんな会話。
すると、玲於くんに名前呼ばれて。
玲於｢先戻ってるから。｣
……変なの。
もともと一緒にいた訳でもないのに。
心の中でそう思いながらも、2人に振り返って、うん、って応えた。
それから自販機の方を向けば、
間もなくして、この場を去っていく2つの足音。
壱馬｢…A、水？｣
隣で財布の中チェックしてた壱馬。
素直に答えると、了解って言って、小銭を自販機に入れると、水のボタンを押す。
落ちてきたペットボトルを取り出すと、はい、って私に渡してきて。
A｢え？｣
壱馬｢水でしょ？ほら。｣
受け取ることを戸惑っていると、
ったく、って私の手を掴んで、そこにペットボトルを収めさせる。
A｢…くれるの？｣
壱馬｢まあ、レッスンがんばれってことで。｣
A｢え、じゃあ、私も壱馬に何か買う！｣
壱馬｢そんな俺ケチじゃないし。意味無いことしなくていいって。笑｣
大人しくもらってりゃいいの、なんて私のこと制するから、
素直にありがとうってお礼を言った。
俺も何か買おっかなぁって、壱馬は再び小銭を自販機に入れ始める。
A｢…壱馬。｣
壱馬｢ん？｣
A｢…ありがとう。｣
壱馬｢え、今言ったばかりじゃん？笑｣
A｢これは別のお礼。…壱馬来てくれるまで、私、あそこで固まってたから。｣
そして、壱馬が来てくれなかったら
きっと、惨めな気持ちでスタジオ戻ってた。
壱馬が、気分を紛らわせてくれたんだ。
そう言ってみれば、壱馬はふっ、と優しく笑って。
飲み物を選びながら、口を開く。
壱馬｢…まあ、嫌だよな、好きな人が他の異性と仲良さそうにしてるの。｣
A｢…うん、………って、え？｣
え、え？
思わず返事しちゃったけど。
壱馬にら玲於くんのこと好きなんて、教えてないよね？
ポカンてしてると壱馬がおかしそうに笑う。
壱馬｢…好きなんでしょ？玲於さんのこと。｣
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hinase613722(プロフ) - 移行おめでとうございます！(フライング気味)らな。さんのお話全部大好きです!移行楽しみに待ってますo(^o^)o (2018年10月25日 7時) (
レス) id: 20d845d7dd (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - ど根性オレンジさん» わわ！お久しぶりです！！！(*'▽'*) コメント無いなぁって寂しくなってたところです((( 笑 頑張ります＼^^／ (2018年10月24日 20時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
ど根性オレンジ - 更新がんばってください(o´・∀・)o (2018年10月23日 22時) (レス) id: 20d845d7dd (このIDを非表示/違反報告)
ど根性オレンジ - お久しぶりです！久しぶりに来たらすっごい更新されていて一気に読んじゃいましたwwwwこれからはもうちょっと頻繁に見にこれると思います! (2018年10月23日 22時) (レス) id: 20d845d7dd (このIDを非表示/違反報告)
らな。(プロフ) - ニャンちゃうさん» どんどんもやもやしちゃってください。笑 (2018年10月23日 19時) (レス) id: 3fd04ece2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らな。
| 作成日時：2018年9月30日 0時
