もし俺が好きって言ったらどうする？[佐野玲於]

同い年 ページ11

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みんな「「「かんぱーい！」」




なんだかんだ、GENERATIONSの7人と彩華さんと計9人で焼肉をすることになりまして。


ロビーに行った時、佐野さんと小森さんと中務さんしか居なくて、あれ？とか思ってたら、
大勢だと目立つから先に行ってセッティングやらなんやらしてくれてたらしい。


おかげで、私たちが着くとすぐ白濱さんのいう親睦会とやらは始まった。


そういうところに優しさを感じたりして。


お店に着くまでのあいだ、佐野さんたちがマスクや帽子かぶってるの見たら、改めて有名人なんだなって感じた。


そんな人たちとご飯食べてるって考えたらやっぱちょっと信じられない。


でもメディア会に入ったんだから、芸能人さんたちと出会うのも当たり前だよね。




裕太「肉！！」



龍友「まってまって裕太くん、それまだ生！」



亜嵐「龍友くんこれいい感じだよね？もらいっ！」



涼太「隼もうそんなに飲んだの？大丈夫？メンさんに泣きつかないでよ？」



隼「玲於も結構飲んでるよ！」



玲於「どこかの金髪豚野郎とはちがうから。」



A「彩華さんビールどうですか？」



彩華「いる！！！」




私の隣に彩華さんと佐野さん、向かいには白濱さんというような位置で進んでいく焼肉。



とにかく会話が途絶えない。





隼「Aちゃんてさ、専門学校卒なんだよね？」



A「はい。3年制の。」



隼「あ、じゃあ今年22歳？俺も22！同級じゃん！」



A「ですね！私、早生まれなので、まだ21ですけど」



隼「へ〜。何月？」



A「1月です」



涼太「玲於と一緒だね」



A「佐野さんも１月なんですか？」




同級の人がいるってのをちょっとうれしく感じながら、佐野さんの方に顔を向ける。




玲於「…まぁ、そうだけど。」




あれ？ちょっとみんなよりテンション低いような。





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